■題名:De rouille et d'os/錆と骨と
■監督:ジャック・オディヤール
■キャスト:
マリオン・コティヤール、マティアス・スーナールツ
■HP:
http://www.ugcdistribution.fr/film/de-rouille-et-dos_213
■IMDb:
http://www.imdb.com/title/tt2053425/
■粗筋:(
以下ネタバレあり)
それは北で始まる。アリは5歳の息子サムと再会する。抱き上げるも全く息子のことを知らない。無職無給、友人もない彼はアンチーブに居る妹の場所へ転がり込んでいる。そこではすぐに事が上手くいき、彼は家のガレージで居候が出来て、小さな息子を世話し、天気もいい。ナイトクラブでのいざこざの後で、彼はステファニーと出会う。彼は彼女を家まで送り、自分の電話を貸してやる。彼は貧しく、彼女は美人で前途洋々。お姫様だ、二人は何もかも違っている。ステファニーは、水族館でシャチの調教をしている。ショーの最中の出来事で、夜の電話が2人を再会させた。アリが彼女に再会したとき、お姫様は車椅子に乗るハメになっていた。足を失い、未来もない。そんな彼女を彼は助ける、単純に同情もなく。彼女は復活するのだ。
■私見:ジャック・オディヤール監督のカンヌ映画祭へ出品作品が既にフランスでは公開されます。マリオン・コティヤール主演のラブストーリー。
Craig Davidson というカナダの作家の短編小説(Rust and Bone)の映画化。前作のギャング映画とは全く方向が違う毛色の作品です。これはシノプシスを訳したために、あらすじが判ってしまいちょっと興ざめかもしれません。出来れば、シノプシスが読まない方がいいかも知れませんね。ジャック・オディヤールは、アメリカ映画「マッドフィンガーズ」をロマン・デュリス主演で映画化したり、一作一作毎に、作風が変わりますね。しかしポスターワークを見ると、この女性がマリオン・コティヤールだとはすぐに認識できませんでした。フランス公開2012年5月16日。
□関連サイト
http://www.festival-cannes.fr/en/archives/ficheFilm/id/11257850/year/2012.html
□fansite
http://marion-cotillard.org/
□日本配給度:50%
○余談 マリオン・コティヤールの次回作はパートナー:ギヨーム・カネがアメリカで撮影中の"Blood Ties" というギャング映画!

0