マッチポンプの勇である朝日新聞も自分のところでの火事だと、ポンプを使うのは拙速であるようだ。
先日、皇室典範問題での朝日新聞の社説を取り上げたが、各方面での悪い反響は大きかったようで、早速火消しの社説が現れた。
(2006年02月04日(土曜日)付)「皇室典範 ここは冷静な議論を」朝日新聞)
社説の言っていることは、訳が判らなくなっている。有識者会議の「女性・女系天皇を認める」「男女を問わず天皇の直系の第1子を優先する」が結論で、支持すると再度書いているのに、「皇位継承順を第1子優先とするかどうかには議論の余地があると考えている。」ってなんなのだ。女性・女系天皇を認めるということは、皇位継承も第1子でなくては、継承順が複雑で判りにくくなるだろう。それこそ、変な継承争いのもとに成りかねない。
ヘタな予防線は打たない方がいいに決まっている。
しかし、守勢の皇室典範問題とは言いながら、許しては一気に負けてしまう寛仁親王殿下の発言は、否定している。「この社説に対して「言論機関が皇族の言論を封じるのか」という反論も寄せられた。しかし、皇族だからこその言論のルールがある。それを指摘するのはむしろ言論機関の責務ではないか。」二枚舌に気づきながらも意見を変えない親元中国になったのだろうか。都合の良いときだけ言論の自由を使い分ける実に長けているようですな。
寛仁親王殿下の発言が、世論に働きかけたことに危惧しているようでありますが、朝日新聞や有識者会議の意見と殿下の意見を冷静に比べれば、普通の人間(アホ左翼は別)なら殿下の意見を支持するさ。だからこそ、殿下の発言の封殺を狙ったのは間違いないけどね。
その言論の自由では、こうも語っている。イスラム風刺問題で「表現の自由が民主主義を支える基本的な権利であることは言を待たない。だが、それが宗教の尊厳とぶつかり合う時、どこまで踏み込むことが許されるのだろうか。 」
表現言論自由は民主主義の基本的な権利を認めている。そして、その後に宗教の尊厳とぶつかったときどこまで踏み込めるか疑問を投げかけている。
皇室は、日本人にとって宗教以上の尊厳を持っている。その問題に生意気に公共の新聞で踏み込んだ意見をした自分達をどう思っているのだろうか。極右に朝日新聞社は暴動被害を受けても仕方のない発言をしたと判っているのだろうか。
なかなか、自分の足元は判らないようである。極右の人もこんなバカ新聞に抗議してもどうしようもないので変なことはしないでね。
前回文字化けして読めなかった部分の再掲です。寛仁親王殿下の表記で(三笠宮、寛仁さま)とかの表現は間違いですのでここに訂正します。愛称はヒゲの殿下はOKとします。以上
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