ホットな話題の竹島問題を話題にすべきかと思ったが、やはりアサピの社説ネタは話題にし易いので、全国一斉学力テストのアサピ社説を話題にする。
引用−−−−
「学力調査 全員のテストが必要か」
小学6年生と中学3年生の全員、約240万人を対象とする全国的な学力調査が来年度に計画されている。その方法について文部科学省の専門家会議が報告をまとめた。
テストは国語と算数(数学)の2科目で、それぞれ「知識」と「活用」を問う問題を出す。結果については、文科省は都道府県単位で公表するだけだが、市町村や学校がみずからの判断で公表してもいい。そんな内容である。
中略
気がかりなのは、学校ごとのテスト結果を公表していい、と決まったことだ。専門家会議は、テスト結果を学校評価の「有用な情報」と述べているので、学校ごとに競い合うことになりかねない。
中略
ただし、その場合には、どういう学力を伸ばさなければならないのかなどをきちんと考えたうえで、競い合うことが必要だ。今回のような2科目のテスト結果だけで学校を評価するようになっては、教育をゆがめてしまいかねない。
また、競い合わせるだけでは、問題は解決しない。成績の振るわない学校に優秀な教師を投入するなどの対策を講じる必要がある。それは各地の教育委員会の仕事であり、そのためのきめ細かな学力調査は自治体に任せたほうがいい。
全国的な学力の状況を知りたいのか、学校などを競わせたいのか。今回の学力調査は、なんともわかりにくい。これでは国民の理解を得られないだろう。
正直な感想として、アサピは社説にも優先順位があるだろう。姉歯でも竹島からの拉致問題でもシベリア抑留者とか今旬の話題はいくらでもある。
教育問題は、重要であるが取り上げる内容が小さすぎるだろう。コラムネタだろう。
まず、アサヒが問題点としている公表の仕方であるが、原則すべて公表すべきだ。「学校ごとに競い合うことになりかねない。」競わせるべきでしょう。確かに有名私立とかの扱いはあると思うが、公立の小中学なら学校のレベルを客観的に示すべきである。「今回のような2科目のテスト結果だけで学校を評価するようになっては、教育をゆがめてしまいかねない。」そんな訳は無かろう。やるなら全教科すべきである。美術とかは別だけどね。だれも2教科で学校のレベルを決めるかよ。ただ、基礎学力としての評価にはなるのは当たり前。
ついでに日教組とかの教員数とか組合活動の教師の分布と学力の相関をとっても良いにではないか。それで、アホ教師の学校のレベルが高ければ、私もアホ教師を見直すかも知れない。(学力という面では)
さらに運動会で順位を付けない学校と競争させている学校の体力テストの結果とかも調べて欲しい。
ウダウダと書き綴ったが、要は教育低下の原因をハッキリさせることで大規模なデータを取れば、抽出データより多方面からの分析アプローチが可能になる。
教師の平均年齢、教師の出身大学、教師の性別、教師の出勤日数(組合活動との関係)とかですね。(個人的には、アホ教師が多い学校の学力は低いというデータが欲しい)つまり、アホ教師を辞めさせて、「成績の振るわない学校に優秀な教師を投入するなどの対策を講じる必要がある。」とアサピのいうところを実践すべきと思うのだ。
なぜ、アサピは競争させたくないのかわからない。競争なくして向上などあろうはずもない。 結びが「これでは国民の理解を得られないだろう」っておいおい、そんな大層なことかよ。理解しないのは、教育から国を破壊しようとするアホ教師とかの人間でしょう。
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