本ブログで自分をアウシタン(昔の雑誌の名に由来する読者アニメファンの総称)であることを告白して、アウシタンのリンクも張りましたので、記事カテゴリにマンガアニメも入れました。早速、関連記事を書きたいです。
とはいっても既に某有名どころのアニメやなつかしアニメ以外では話題もないのですけれど、映画ファンでもあるのでDVDなどはライブラリーを揃えています。
そして、クリスマスに手に入れたのが「機動戦士ガンダムDVDBOX1」である。実は、既にLDBOXを持っておりDVDへ焼き直せば良いのだが面倒でやっていなかった。LDでも高額で購入したので、もったいない気もしたけれど多分DVD化でマスタリングにより高画質になるのではないかとの期待もあり購入に踏み切った。
懐かしさも手伝って視聴することにしました。絵柄は、もう27年も前の作品であるからアラは目立つが画像は綺麗だ。TVがボロなのでLDの差も判らないけれど。
懐かしさが先に立って、台詞を反芻したり(あの有名な「認めたくないものだな。若さ故の過ちというものを」とかね)してのほほんと観ていた。
冷静に分析すると子供向けからは一歩も二歩もシビアなストーリーとなっている。ご都合主義などはご愛敬である。(大気圏突破が可能な高性能すぎる戦艦がいつまでも地球でウロウロしないとかね)
ドラマも安易な反戦ものとなっていないのもいい、富野原作総監督ものは人間味のあるイヤな人間が多く登場するのもリアリティがあるし、勿論右翼を刺激する戦争賛美でもない。結構、堪能してしまったのだ。
ふと、思ったのが自分のような実はアニメオタク族にとっては、羨ましい時代に生きてきたのではないかと。ルパンファースト、宇宙戦艦ヤマト、機動戦士ガンダム。未だに語り継がれる名作と出会っている。
冒頭にアウシタンの話を書いたが、愛読書であった月刊OUTではドラゴンクエストの堀井雄二氏の「ゆう坊のでたまか」のコーナーに笑い、桃電のさくまあきら氏の「お習字の時間」に驚喜していた。地味にやなけんのショートショート100本勝負がとても好きだった。(やなけんこと柳沢健二氏はドラクエ3とかいただきストリートとかの仕事に携わっているらしい。インターネット調べ)今考えるとなんだか凄い雑誌だったということだ。
だらだら書いたけど、きらめくような才能と時代を共有したという郷愁に浸ってしまう親父なんである。
その時も世間的にはアニメなんて子供だましであるという風潮であり、マンガとともに文化として成熟していく課程にあってマスコミは、ずれた視点でアニメやマンガを語っていた。いまネット社会が成熟しようとしている中で、マスコミは未だに過去のアニメやマンガなどを評論するように全く外れた評論分析を続けている。
20年後に今のブロガーたちが、良い時代だったと懐かしめる時代になるんだろうか興味がある。
やっぱり、私にはガンダム魂が宿っていると感じたクリスマスであった。
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