あまり、ニュースに成らなかったけど、プラネテス(マンガ、アニメファンは知ってるだろう)を即座に思い出した。
中国が衛星軌道上の人工衛星を破壊したとして、その破壊されたデプリ(宇宙塵)が長時間に渡って漂い続ける。そして、そのデプリが同軌道上の衛星に当たって破壊する。すると、また大量のデプリが発生する。そして、・・・破壊の連鎖が始まるのだ。
既にアメリカはその危険性から衛星破壊の実験は行っていないと伝えられている。
実はもうデプリの連鎖は始まっており、まだ、その連鎖周期が10年ほどなので表面化していないが、あとは級数的に連鎖速度が速くなるかも知れないと警告している学者のいるそうだ。ケスラーシンドロームと呼ばれているものである。勿論、反対の説を唱える学者もいる。しかし、昔に比べてデプリとの遭遇率は上がっているのは、スペースシャトルのソーラパネル回収の傷などから現実として受け止められている。
このデプリ問題は、宇宙開発にとって頭の痛い問題なのだが、迷惑中国は知ってか知らずか困った国である。
単純に軍事的な問題でなく、私たちの生活にも影響するかもしれない問題なのにマスコミの取り上げは小さいものであった。なんだかなあ。
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