さて、またまた久しぶりの投稿である。
テレビを観ていてなんだかなあと思ったことを話題にします。
冤罪事件の足利事件である。
警察、検察、裁判所の失態は、責められて当然であるが、個人的な疑問は検体の状況はどうだったのかが、第一の疑問である。
次に今までの冤罪に発展した事件(本当は犯人だっただろう事件も含めて)では、公判のかなり進んだ時点まで自白を認めて例は少ないのではないか。左まき弁護士や良心的な弁護士なら被告の有利な材料を使って量刑軽減に努めるだろう。左まき弁護士は、被告人でなく死刑廃止や冤罪とか自分達左まきのための弁護だけどね。
可哀想だけど、警察での自白はある程度誘導や強要であるだろうから、弁護士は公判で直ぐに自白撤回の弁護を進めなければいけないだろう。警察検察裁判所が問題なのは同意であるが、第1審の弁護士にも大きな原因があるだろう。
もう一点は、残念ながら元犯人の会見は、必要なかっただろう。私のような全くこの事件を知らない人間は、冤罪可哀想よりこいつ犯人じゃないのと感じてしまったからだ。私はテレビの会見時点では事件の内容は、幼女殺しくらいで元犯人像など全く知らなかった。もう絶対怪しすぎると会見の受け答えで思ったモンね。小野悦男を思い出しちゃった。
その後になんだかしっくり来ないので、調べると元犯人の人が軽い精神薄弱とのこと。なるほど、受け答えがおかしかったのはこういうことだったのかと納得。
ただ、ニュースで警察がこの人を犯人と特定した状況証拠を放送しないのは、アンフェアであろう。現時点では無罪ではない。ならば、警察が冤罪を引き起こした原因をDNA鑑定のみで報道するのでは警察、検察に立つ瀬はない。
よく、冤罪事件で警察擁護派が言うように犯人として特定されるような前科や個別行動があったはずだ。その状況証拠とDNAの物証で起訴したはずだからだ。
それをマスコミはDNAの鑑定不備ばかりで状況証拠について言及しないのは、明らかな誘導である。
どうも当時の関係者が袋だたきにあっているようだが、状況証拠からかなり確信をもって送検したんだろう。いくらボンクラ警察でも基本的にマスコミに注視された案件なら、適当に容疑者仕立てて自白させて送検なんて無茶はしないよ。
2ちゃんねるで自白強要とか吼えている奴には悪いけど、多分この人簡単に自白して警察も拍子抜けだったんじゃないかな。彼の知的障害が大きな原因だろうね。
やっぱり、私の感想はなんだかなあ。である。
実は、警察、検察、裁判所のダメダメもあるが、弁護側のダメダメっぷりも焦点を当てた方が面白い記事になるのではないかな。確かにDNAの壁があったにせよ第一審の弁護士がなあ。
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