アニメファンなら目玉親父、ドズルザビの中の人の訃報が気になるのだろうが、推理小説、冒険小説、ハードボイルドファンなら、この人の訃報が気になるだろう。
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スペンサーシリーズの著者、R・B・パーカー氏が死去
[ニューヨーク 19日 ロイター] ベストセラー探偵小説のスペンサーシリーズで知られる米作家、ロバート・B・パーカー氏が19日、マサチューセッツ州ケンブリッジの自宅で死去した。77歳だった。死因は明らかにされていない。
ボストン大学の英文学博士号を持つパーカー氏は、1973年に作家デビュー。1977年にはスペンサーシリーズ4作目の「約束の地」で、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞のエドガー賞最優秀長編賞を受賞した。
パーカー氏は、1980年代に「私立探偵スペンサー」としてテレビドラマ化された同シリーズを含め、60を超えるミステリー作品を手掛け、その多くが地元ボストンを舞台に描かれた。
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70年代からの探偵といえばスペンサーである。(個人的にはマッチョなマイクハマーも好きだが)スーパーマン的なヒーロー探偵ではなくて、タフであるけども繊細で食にこだわったり、現代的な探偵なんです。でも強さから言ったらスーパーマン。
評判の高い「初秋」は、ある程度スペンサーを読んでから読んで欲しい傑作である。
TVシリーズは、裏番組のマイアミバイスの煽りで第3シーズンで終了した。バブリーなマイアミバイスと結末がスカッとするものが少ないスペンサーでは視聴者受けは自ずと勝敗は決まっていたのか。
蛇足だが、相棒のホークもTVドラマになっているはずだ。(多分オリジナルストーリー)これも短命だった。でもゲストのキャストはその後有名な黒人俳優が出ているらしい。ホークファンは、読者にも多いらしい。
これまた、蛇足だがマイクハマーは、浪人時代に広島駅ステーションシネマでロッテシェーキとポテトを持って映画を観たのは良い想い出である。
さらに林海象、永瀬のコンビで有名な濱マイクシリーズは、マイクハマーへのオマージュである。(誰でも知ってるか)
スペンサーとホークの最強コンビが読めなくなるのは寂しいことです。でも、最近全然新作を読んでなかったんです。これを機に読み直してみようかな。
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