W0W0Wでキース・ジャレットのスタンダード・トリオの演奏を見ました。ベースはゲイリー・ピーコック、ドラムスはジャック・デジョネット、'86年10月28日東京での公演でした。
このトリオはあらかじめ曲目を決めず、キースが弾き始めると残りの二人が曲目を察知して演奏を始めるので、みんなが知ってるスタンダードしか演奏できない、というので、こういう名前のトリオになったそうです。
キース・ジャレットの演奏する姿を初めて見ましたが、ぶっ飛びました!
メロディーを常に口ずさみ、椅子から立ち上がったとみると、体をねじったり、手をつっぱったり、とにかくおとなしく椅子に座っている時間が圧倒的に少ない。中腰で演奏する時間が長く、ベースやドラムスのソロパートになると、タオルを持ってどっか行ってしまう。とにかく音楽への集中の仕方がすごかったです。
演奏した曲は「You Don't Know What Love Is」「With a Song in My Heart」「When You Wish Upon a Star」「Love Letters」「Georgia on My Mind」「You and the Night and the Music」「When I Fall in Love」そしてアンコールとして「On Green Dolphin Street」でした。
キースは、現在でもこのトリオとソロの演奏の二本立てで演奏活動を続けているそうです。実際にこの目で見てみたいけど、東京公演があってもチケット高いんでしょうねえ。でも行きたい!

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