見た見た見た見た、宇宙戦争!!
ネタバレしちゃあいかんから注意深く書きますがねえ。
もうね、いろいろ萎える部分もはあるんですよ、ネタバレしちゃうから書かないけど。お約束多いし(「志村ー、後ろ後ろー」みたいな感じ・笑)、例によってご都合主義もあるしさ。
でもね、もうねえ、そんなこんなをぶっ飛ばすほどのあのバカバカしいほどの豪華特撮にはホントまいりました。まいった、ホントに。口あんぐりだもん。
ヤバすぎますわ、あのスケール。ああ、具体的に書きたいわ〜。
一個だけ。宇宙人の使用する兵器「トライポッド」の登場〜殺戮シーンは衝撃でしたね。血なんて出ねえの。まあ見てみ。
劇場静まり返りまくってました。「ホントに怖かったら叫び声なんか出さないんだよね〜」なんてスピルバーグが言ってましたが、さもありなん。もう凝視するしかないんだよね、あまりのスケールのでかい恐怖さに。咳すらしねえのよ、その場の観客全員。こんなに静かな映画館、久しぶりだ、くらいの。
スピルバーグ、張り切ったと思うわ、ショックシーンとか(ジョーズのテーマ流しながら撮影してたっていうだけあるわな・笑)。まあバーホーベンほどのドス黒さはないんだけども。あ、バーホーベンのドス黒さを期待するほうがおかしいか(笑)。そんなこんなも映画が終わってしばらく経ってるから書けるわけで、映画の間中、そしてその終了直後は言葉を失いましたわ。
ゲンちゃん、久々に「見るだけで圧倒される映画」を見たって感じですよ、ええ。
映画終わって、「911以降」っていう論調がやっぱ語られまくるんだろうなあ〜、なんて思ってしまいましたよ。そんなんどーでもええのに。
19世紀末の原作、そして60年代のオリジナル映画作、そんなSF古典プロットを使用し、見事な映像で現代のリアリティにまで見事に引き上げてます。
これは確実に映画館で見るべきでしょう。オススメしておきます。

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