まどんこ大将の　だって止めたって買うんでしょ？

寝る前にダウンタウンブギウギバンドのDVD、「ザッツ・ダウンタウン・ブギウギバンド」を見る。
和製バッドボーイズ・ロックならキャロルとか外道とかは再評価がされているのだが、ダウンタウンブギウギバンドはその歌謡的な出自が原因かどうかわかんないけれど、あまり再評価の対象になってないんだよなー。
それでもこの３０分の（演出たっぷりの・笑）ドキュメンタリーは楽しめる。１９７５年の音楽をめぐる世相映像も楽しいけれど、このダウンタウンブギウギバンドというバンドの立ち位置が見えてくるのも楽しい。
元々GSのマネージャー（クライクライクライのエドワーズとか、ホットミルク＜ミルク＞のマネージャーだったんだよな、この人。ミルクは松崎しげるやガロの日高富明がメンバーにいた）からキャリアをスタートさせた宇崎竜童が作詞作曲の仕事をしつつ、１９７３年に結成したのがDTBWB。
いわばキャロルの２番煎じイメージ（作品中もキャロルに対しての発言が出てくる）で登場してきた彼らだが、彼らだからこういったヤンキー的ロックの中でも圧倒的な一般評価を受けることが出来たのではないか、と思うよ、これを見ると。
ドサ回り営業のキャリアから培った安定した演奏力、バッドボーイズ・ロックだけではなく、そこに演歌、ノベルティのエッセンスといった歌謡的なものを加えつつ、キッチリと聴かせる曲は聴かせるという、その考えられた仕事っぷり。このノベルティ→名曲っていう流れはサザンオールスターズにも当てはまったりしますよね。
で、ハルヲフォンもそうだけども、こういった「お仕事」ができるバンドの再評価もキチンとなされるべきだと思ったりする。実は７０年代にロックというものを地方や一般の人々まで根付かせたのはこういった「ドサ回り」「営業」のできるバンドの功績が大きいのではないでしょうか。田舎にまで行っていたのは実はこういったバンドなわけだし。
僕が当時TVで見たのもキャロルではなく、スモーキン・ブギや港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカを歌うDTBWBだったしね。こういった歌謡も飲み込んだバンドが魅せることによって当時の田舎の小学生までロックは届いた、と。
そんなこんなを思わせるDVDがHMV渋谷では半額で（笑）。

さて、キーステスズキの垂れ込みで来週８月４日に「みんなのうた」が６９０円という超低価格でリリースになることが判明しましたが、んじゃ他にナニが出るのかなー、などと思いチェックしたところ、オオ！！シドニーポワチエの「一発大逆転」が出るじゃないの！「ピース・オブ・アクション」といっしょに。これ、確か黒いジャガーシリーズのの２，３作目と同発でリリースになったのだが、やはり売れなかったのかなー。在庫処理かなあ。いや、これは買い！オレも実はピース・オブ・アクションは半額セールで購入したのだが、「一発大逆転」は買ってなかったのだな。
この「一発大逆転」、原題はLET'S DO IT AGAINと申しまして、音楽はCURTIS MAYFIELDが担当しておりますよ。サントラ、CD化もされてるんだなー。このテーマ曲、LET'S DO IT AGAINはSTAPLE SINGERSが歌っているんだけど、実にいい曲。カーティス自身もこの時期が自分の創作力が最も発揮された時期、と言っているだけあって、サントラ全体、ダレることなし。
映画はどーかというと、実はオレ見てないんですなあ。たぶんUHF局の再放送かなんかでやってると思うんだけども。
でもシドニーポワチエとビル・コスビーという名黒人俳優が主演のコメディだけあって外しは無いでしょう。Z級ブラックスプロイテーションを追うんだったらこっちじゃないかなあ（オレも追ってるけども・笑）。
あ、ピース・オブ・アクションも一発大逆転に続くシドニー＆ビルのコンビ、音楽カーティス。こっちは見ましたが、オモロかった！
カー・ウオッシュも、ピース・オブ・アクションもオモロかったことだし、これも迷わず買い！うーむ、買うもの多いよなあ。
９月６日の６９０円シリーズはナチュラルボーンキラーズ、禁断の惑星、などが発売される模様。ああ、ロビー・ロボット！
他にも７月１４日にマルクス兄弟のMGM時代の５作品だとか、おとといユニバーサル・クラシックス・ホラー（大アマゾンの半魚人とかフランケンシュタインの花嫁とか）諸作品が出ました。おっ、「狼男アメリカン」も出てるなー。シー・ユー・ネクスト・ウエンズデイー。
･･･どうすんのよ、こんなんで（苦）。

東京に来て２年。この場所はオレには無縁だなー、なんて思ってしまう街がございます。六本木？いや、六本木にはレコ屋もあるし、意外とDJとかで行く機会もありそうだしね。
その答えは銀座（笑）。一度行った事あるけど、用事ねえなあ〜、銀座には。あんなにでかい街なのに、全く用事がねえな〜。
しかし本日、そんな銀座に仕事で行った訳でございますよ、珍しく。銀座のapple storeで行われた堀下さゆりちゃんのインストアイベントのお手伝いのため、なのでございますがね、いやー、びっくりしたわー、キレイだわー銀座のapple storeは。でけえ。店の中をふらふらしたんだけど、思わずマック派に鞍替えしたくなる商品内容とそれらの陳列。すげえなあ、マックは。

そんなキレイなapple store銀座の３階、ちょっとしたホールのような場所でインストアは行われたのでございます。イベントはつつがなく終わり、堀下嬢のディレクターH氏の車で方南町に送ってもらっちゃいました。
車中、堀下ちゃんと「カッパは本当にいる」というホノボノ話で生ぬるく盛り上がる。はー、ホノボノー。しかしいるよなー、カッパは。他の妖怪関連は知らんが、カッパはいる。
ANATAKIKOUのホウジョウ君もカッパ見たことあるって行ってたしな。

ま、そんな一日を送っておりましたが、さて、実は明日からまた出張にお出かけします！場所は名古屋！というわけで帰ってくるのは火曜の夜。明日の昼は特に用事が無いので名古屋で狂おしいほどレコ屋に行くことといたしましょう。んじゃまた。

いやー、んでもって今日はストレス発散のお買い物をガッとしましたよ、ガガっとね。
レコも買った、ＬＤも買った、本も買った、ＣＤも買った。
でも一番胸を掴まれたのはね、ユニオンに入荷していた「SALSOUL CLASSICS」っていうＤＶＤだッ！！

もうAmazonのカナダでも扱いがなくて業者プレミアがついているＤＶＤなんですよ（他の国のAMAZONでは取り扱いナシ！）。ジャケ写真も載っていないので、ジャケ写載せます。ホレ。

SALSOULっていうレーベルがありまして、70年代〜80年代ディスコが好きならほとんどの人が知っているであろう超有名ディスコ・ミュージックのレーベル。現在のハウスＤＪのほとんどが影響を受けた、いわゆるダンクラ、というより現在のハウスシーンとかクラブシーンに直結する音作りをしていたダンス・レーベル。名曲多数。オムニバス盤や１２インチリイシューもいっぱい出てる。もうね、有名すぎて逆に説明するのが困難なくらいですな。
そんなサルソウル・レーベルのアーティストの映像がまとまってＤＶＤ化されていたとは！！こんなもん出てること、全く知りませんでしたよ、ええ。即購入、で即見てます。あの名曲もこの名曲も映像で残ってた！もうね、見てる間上がりっぱなし！！全曲オリジナル映像！
Instant FunkやFirst ChoiceやSkyyや果てはLove CommitteeやCharo&The Salsoul orchestraの映像が見れるとは！！んもうありがたい限りだな、オイ！！
特にググっとキたのはJoe BataanのRAP-O CLAP-Oのオールドスクールラップ具合と７０年代コーラスマナー溢れるLove CommitteeのLAW AND ORDER、一気に高揚するInstant FunkのI GOT MY MIND MADE UPですかね。いやいや、他にも見所いっぱいあります。超イナタいCharoの映像もグーよ、グー！
あー、ただ、ジャケと実際の映像収録曲順に誤りがあるので書いておきますよ。収録曲は以下の通り。
BODYSHINE-Instant Funk
HIT AND RUN-Loleatta Holloway
LAW AND ORDER-Love Committee
DOCTOR LOVE-First Choice
I GOT MY MIND MADE UP-Instant Funk
ARE YOU SINGLE?-Aurra
RAP-O CLAP-O-Joe Bataan
FIRST TIME AROUND-Skyy
DANCE A LITTLE BIT CLOSER-Charo&the Salsoul Orchestra
LET ME PARTY WITH YOU(Party,Party,Party)-Bunny Sigler
I MAY NOT BE THERE WHEN YOU WANT ME(But I'm Right On Time)-Loleatta Holloway
CALL ME-Skyy
M&S presents THE GIRL NEXT DOOR-Salsoul Nugget(If You Wanna)
最後のＭ＆Ｓは2002年発売の例のサルソウル・ロゴをパクったハウス・ヒットの曲、ヴォーカル・ヴァージョンね。リスペクト、ってことで収録されているのでしょう。

しかしこのＤＶＤ、まず１２インチのリイシューで有名なUnidiscのロゴが動くっつーだけで既に感動するし、その後現れるメニュー画面の超イナタい映像（ジャケの女の子のお尻がプリプリ動く・笑）でアガルなあ、本編が始まる前から（笑）。
んで音は後でダビング、生はナシ。それでももうね、お腹いっぱいですよ。あー、今年購入のDVDの中でかなり上位のDVDですわ、オレ的に。
購入はディスクユニオンにて。欲しい人はお早めに。値段は３０００円切ってます（この内容で！）。リージョンフリー！！以上よろしく！

僕が今の会社にＷＡＶＥから移って１０年になるんです。１０年ですよ、１０年！正直入社した時はいつ辞めようかとか思った時期もございました。それがあっというまに１０年なんですなあ。

で、実は昨日１０年前に僕を入社させてくれた元上司の送別会がありました。そうサラリと書いてしまうとそれまでなんですが、かなりセンチな気持ちになりましたよ。ちょっと涙ぐんだし。元上司、Ｍさんは無事定年をお迎えになって退社されていったので、悲しいとかよりご苦労様、という気持ちで送り出すべきなのですが、やっぱりそこにもういない、という気持ちは寂しいものがあります。
実際は２年以上前にＭさんは別の部署に移動になっているのですが、何もわかってないこの世界の仕組みやあれこれをいろいろ教えてくださったのはＭさんでした。だからやはり思い入れは深い。ちょこちょこ移動後も激励に来てくださっていたし。
んー、敢えて「これからもよろしく」という言葉を言いましたよ。お疲れ様でした、これからもよろしく、と。もっと恩返しをしたかったなあ。いろいろ思いが湧いてきますね。
いつ辞めようか、と思ってた僕も、ここにいさせていただけるならもうちょっと頑張っていようかな、とか今は思います。青かった僕ももうちょっとはマシな仕事が･･･できるかもしれない、とか思いつつ。

というわけで昨日はHURRICANE FESにいけなかった。仕方なし。でも見たかったなあ、CARNATIONとSHEENA&THE ROKKETSの対バン。

キーステスズキも吼えておりますが、ついにspinal tapが９月２１日にDVD化されるようでございます。

１年ほど前にこんな記事が出たり、一度発売予定が立ったりして、お、盛り上がりつつあるなーなんて思ってたのですが、ＤＶＤ発売延期になってしもたんだよなー。
今回こそキチンと発売になりますように･･･。
果たして今回発売になるのはSpecial editionなのかどーか気になるところ。

海外ではスペシャルボックス（マーシャルのアンプ型ＢＯＸ！）だとか、未見だが続編Return of Spinal Tapだとか、ハードカヴァーの豪華本だとか、本当に名ロック映画として認知されております。
映画の内容はここでよくまとめてあるのでリンクしておきますが、まあなにせバカ。本当に愛すべき馬鹿音楽映画でございますよ。
おそらく映画「メタル　ヘッドバンガーズジャーニー」の公開が発売のポイントになったんだろうね（あと漫画「デトロイトメタルシティ」な）。

で、このSpinal Tapのギターヴォーカル役であり、脚本も担当していたクリストファーゲストが３年前に製作した映画が「みんなのうた」。これまたSpinal Tap同様の偽ドキュメンタリーなのだが、この映画のネタはフォーク。んでもってSpinal Tapメンバー３人もフォークグループとして登場しております。これも廉価版で発売されているので、ぜひぜひ。

さあＳＰＩＮＡＬ　ＴＡＰ愛にあふれたみなさん、いらっしゃったらコメント欄にオススメコメントをはりきってどうぞ！

昨日は関西時代にお世話になった人（現在は東京で超有名バンドのマネージメントとライブハウス経営をされております）に紹介したい人がいる、と言われ渋谷でもう本当に久しぶりに飲みました。ほぼ１０年近くぶり。
その人、っていうのはライヴハウスのブッキングマネージャーさんで、いろいろあれこれお喋りしましたよ。大変だなあ、ライブハウスのブッキングは。ホント、頭が下がります。
１０年前の話が次々出てきて赤面。いやーオレも若かった。喋っているうちにどんどん忘れていたことが思い出されましたよ。思わず痛飲ですよ、痛飲。

その飲み会の前に実はＨＭＶに行ったんですよ、「半額祭」で追加の入荷があるかもしれぬ、と。結局追加って言うほどの追加は無かったけど（若干ＣＤとかは追加入荷はあったようだが）、前回チェックしてなかったワールド関連の放出品をチェック。レゲエ、ロックステディ関連が大量放出されていたので思わず４．５枚購入。しばらくレゲエを聴くことになりますなあ。
夏だから、ってわけではないけれど。

辻村兄弟、牛タン食う。

兄＆オトナモード高橋。こういうのは打ち上げならではの写真ですなあ。

刺身の魚を弄ぶオトナモード高橋さん(21)。生魚、食べれません、高橋さんは。

兄＆ドロノフネよっしー。こういうのは打ち上げならではの（略）。

トマソンさん、いつも指摘ありがとうございます。

はい、リクエストに答えて。お前はこのままオヤジになっていくのか？と問いたい。兄も心配している（笑）。

あーっと仙台のイベントの画像をアップするのを忘れていたのでここでアップ。
メンバー＆ディレクター画像掲載了承済み。時系列はムチャクチャです。


「いかがですか〜？」悪魔の笑顔でＣＤを売りつけるオトナモード高橋さん(21)。この笑顔に20000人ほど騙されています（笑）。ガンガン売ってください。

東北、しかも当地は雨だと言うのにこの軽装。しかも足は草履のキセル兄弟。舐めちゃいかんよ東北を。ついた瞬間「さむっ！」って言ってました、ユル兄弟。

すでに酔って寝かけのドロノフネよっしー。植木○人に初対面の時「いやー犯罪者の顔してますよねー」とド失礼なことを言われたらしい（笑）。でも顔は怖いが実は性格意外とかわいい（動物的なノリで）。

オトナモード。ああ、若いっていいよな、若いって。

秋刀魚の刺身の頭で遊ぶ友晴さん（キセル）。まるっきり児童です。

まだ画像はあるのでまた明日。ああ、寝よう･･･

土曜、ムジカラグーのレコ発ライヴが行われましたよ。いやいや、本当にたくさんの人たちが来てくれてありがたいことです。１５０人オーバー。ほんッとにありがたい。

感想などはcolla discのblogに書き込んだので割愛させていただきますが、何せ３バンドともによろしゅうございました。
どんどんスケールが大きくなっていくフルカワモモコ嬢も、しばらく見ぬ間にあんなにアヴァンだがポップなバンドになっていたか、と唖然としたトルネード竜巻も。そしてたくさんのサポート・ミュージシャンに囲まれて楽しげに演奏したムジカラグー。それぞれに見せ場があり、それぞれ楽しかった。

ムジカ、若干演奏に乱れもあったが、それはそれ、あの楽しそうな笑顔でＯＫを出してしまうね。ミスの半分以上は楽しそうな笑顔でカヴァーできる、ホントに。
正直仙台帰りで月見ルに行く前は疲れてて、注意力が散漫になっていたんだけども、あのライヴ中は自然とステージ上に注目し、それが疲れたとは思わなかった（終わったあとドッときたけどね・笑）。

今回のレコ発はほとんどオレは何もしていないし、彼らが考えて、そして行ったライヴです。ホント、オレはただただライヴを見てビデオを撮影する係みたいなものですよ。彼らはそれをやり遂げた。大成功。気持ちいいね。

ムジカラグーがこんなに多くの人たちに愛されていることを知って嬉しかったですよ、エエ。
これがさらに広がるよう願わずにはいられません。だからＣＤ買ってね（結局そこかい！！）。