昨日見たジョリ・サランヘヨの口パクステージで歌われた(いや歌ってない)古内東子の「誰より好きなのに」が頭の中でグルングルン回転しております。ジョリ・サランヘヨのステージが目に浮かぶ(笑)。ああ、いいもの見た。あのステージ衣装、あの色使い最高です!
さて、いよいよ来週竹内電気のCDが発売になるのでございますが、その作業にあれこれ追われております。忙しい。忙殺。でも脳裏に浮かぶのはジョリ・サランヘ…じゃなくて
青色のこと。作業する時間がなかなか取れそうもない。週末は仕事で夜の作業が全滅。なので金曜日に休みを頂き、一気に…は無理だけど、なんとかいい感じにまで持っていこうかと。予定だけども。
そんな中、本日は夕方会社を出て高円寺へ。高円寺ROOTSで行われた長野
ネオンホールコンピ「
雪朝蛍夜tracks」発売記念イベント3日目を見に行くため。
今回のネオンホールのコンピは
サザナミ・レーベルからのリリースなんだけれど、太っ腹2枚組!実は去年の12月25日に発売になったんですが、これねえ、都内どこを探してもなかったんだよなあ。売り切れかな、とか思っていたら、なかなか地元以外の初回発注が渋かったらしいス。コンピレーションは本当に難しい。
かつてcolla discでもコンピをリリースしたんだけども、このCDも実は渋かった。内容はいいんですよ、内容は!でもね、お店の人の話を聞くと、コンピとかを入れだすとホント、際限なくなってしまうみたいね。たまに知り合った人から「コンピを作ろうかと思ってるんですけど…」なんて相談を受けますが、オススメはできないんですよ、正直。特定の特殊ジャンルくくりとか(パンクとかポップスとかそういう括りではもはや難しいです)、有名人が選ぶ××、みたいな特殊なコンピとかリイシューものはともかく、難しいねえ。某新宿のライヴハウスもちょい前にコンピ出して(これも内容かなり良かったんですよ)たけど、企画者のSさんに話を聞いたら、やっぱり厳しいなあ、と言ってましたなあ。
今コンピっていうとモナレコの出してた「素晴らしき自主制作の世界」みたいに店舗限定CDRパターンとか、流通を通さない、プレスしない形のほうがリスクは負わずに済むんでしょうなあ。あとは配信か。配信もこれからだろうしなあ…。やはり難しい。リスキー。
とはいえ、このネオンホールのコンピは既に10年の歴史がある。僕がここで知った素晴らしいミュージシャンも多い。今回も、アンノウン・アーティストの音源で耳を引くものも多かった。もしこれから先ネオンホールコンピが流通を通さなくなったら、こういったアーティストの音に触れる機会が奪われてしまう。長野にシーンはあるのか?といわれて自信を持って差し出せるCDはこのネオンホールコンピ以上のものはないのだよ。
きっとサザナミ・レーベルもゴーグルエースがこのネオンから登場したから、という理由以上に長野のミュージシャンをイントロデュースしたい、という気持ちを持ち、リスキーだということは承知で発売したのだろう。じゃあなきゃ2枚組なんて出さないって。
微々たる力にしかならないだろうが、この作品を本当にオススメしたい。内容は保障できる。声を大にして言います、
雪朝蛍夜tracks、買ってよし!聴いてよし!
人気のOGRE YOU ASSHOLEや砂場、マーガレット・ズロース、ゴーグルエース、関西からはand young、ふちがみとふなと、風博士、もちろん地元のミュージシャンもいっぱい(全部書くと長くなっちゃうので、すみません)の、ネオンホールを愛するミュージシャン全28組の音源がギッシリ。とにかくおなかいっぱいになれるし、値段も2100円とリーズナブル。ネオンホールがどんなところなのか、それはこのCDを聴いたらきっと行ったことない人でも夢想できる。独特の香りが充満してます。
いやでもネオンホール、いいところなので実際行ってみたらいいと思いますが。
おっと前段だけでずいぶん長くなってしまった。続きの「ラヴラヴスパークカズシ君とと久しぶりに会う」は明日に。さて、伝票処理に戻ります。

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