昨日はラジオの収録を済ませた後(juru*yがゲストでした)、mona recordsへ。
前田栄達レコ発ライヴ。久しぶりに会ったトル竜なかまきちゃんや元ゲントウキイトケン、セカイイチのきょうちゃんにあいさつをして、これまた痩せてカッコよくなったビューティフル・ハミングバードの2人(オレの大好きだったタバティのあの腹はもう無い…20キロ減量だってよ、20キロ!)、ベベチオはやせ&ANATAKIKOUまあきの毒即興ユニット「GOLD EAR」などと軽口を叩きつつ、ライヴを楽しみました。場内はチケット売り切れで人がいっぱい。
GOLD EARはズルいの一言に尽きますな。ビューティフル・ハミングバードはいつものごとくビューティフルなうた声で。そして前田栄達バンド、演奏があやしいところもありましたが(笑)、楽しかった。
ライヴが終わって、なかなか帰らないお客さんたちを尻目に今日のイベントの主催Dai-changやビューティフル・ハミングバードの2人とあれこれ話す。特にみっちゃんはグラグラと燃えておりました。
既にメジャーフィールドで活動するビューティフル・ハミングバードでございますが、つくづく話してて、メジャーのレコード会社からCDを出すと言うことで重要なことは賢さと体力、やる気力であるなあ、と思う。賢さと体力と気力を持った人間だけが残る過酷な世界ですわ。賢さって言うのは提案されたことに対して迅速に曲を量産できる頭脳っていう意味も、人間関係も、まつわるあらゆることにおいて、という意味も含めて。
レコード会社というのはミュージシャンの夢をかなえてくれるところではなく、ミュージシャンに投資し、作品を作り、それを売って投資金額以上を回収する、利益を追求していく場所です。会社ですからそれが大前提。こんなしょうもない曲を世に出しやがって、もっといい曲を出してくれ!っていう意見をよく聞いたり、ネット上で見ますが、そのしょうもない曲が100万枚売れて莫大な利益が出たとすればレコード会社とすればいい曲なのですわ。レコード会社というのは最大公約数で多くの人が「イイ!」と言ってくれるものを追求しなくてはなりませぬ。
もちろん世の中の人の嗜好は多種多様に渡ってきてるので、そんな状況に対してレコード会社は随時市場調査や方向性の変更を頭をやわらかくして行わないいといけない。ここらへんの話は長くなるのでまた今度。
筒美京平がかつて言ったセリフで「(自分の曲で)売れなかった曲の記憶はほとんど無い」みたいなものがありましたが、それは真理だよなあ、レコード会社の。ま、そんな売れなかった曲を墓荒らしするのが大好きだったりするオレ様ではありますがね(笑)。
ビューティフル・ハミングバードのおっとりとした2人から熱っぽい話がバシバシ出たのは驚きだったけど、それは会社というフィールドに身を置いたからこそ出るセリフなのでございましょう。応援したい、ハミングバード。
今日大阪でインストアということもあり、帰路についた前田栄達チームを見送って、ビューティフル・ハミングバードチームと居酒屋へ。マジメな話、馬鹿馬鹿しい話を含めてあれこれ。いつの間にかグラグラ燃えていたみっちゃんはテーブルにうつぶせてスヤスヤと。写真とってモザイクかけてアップしようかと思ったけど、今回はやめときました(笑)。

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