今日仕事帰りに新宿タワレコに行ったら書籍コーナーに「ファンダンゴ20周年記念本」が発売になってて、即手にとって(中が見えないこともあり)、即購入したのでありました。
このCDとDVDがついた本の中には20年の歴史を物語る沢山のスケジュール、チラシ、証言、そして音や映像が収められている。懐かしくもあり、ヘエと初めて知ることもあり。
このDVDに、今自分が関わっている岩崎愛のライヴが収められた。岩崎愛から「加藤さんがファンダンゴの記念本につけるDVDにライヴを収録したいっていうてるんやけど…」と電話で相談されたときに、僕は迷わず「ええやん、入れてもらい」と答えた。20周年の記念にちょっとでも関われてよかったな、と思う。まあ関わっているのは岩崎君だけども。でもまさかその電話から2ヶ月経たぬうちにこの本が出るとは思わんかったよ。早いわ、やることが(笑)。
僕が大学に進学し、大阪にやってきたのは1987年。つまりファンダンゴのオープン年といっしょ。20年か。大学入学から20年なんだなあ。一人暮らし初めて20年記念か。
でもファンダンゴとともに僕の大阪はある、なんて大げさなことは申しません。だって大学があった喜志駅から十三って凄まじく遠かったんだもんな。
初めてファンダンゴに行ったのは薄らぼんやりとした記憶をたどれば、おそらく1989年だったと思う。見に行ったライヴは…たぶんランブラーズ。ヰタ・セクスアリスとして後に活動するvo.原田さんが大学のサークルの先輩だった縁で見に行った記憶。
初めて行ったファンダンゴは既に現在と近しい印象でしたわ。新しいけど、既に内装はペインティングでグチャグチャ。でも初めて行った時から居心地はすごく良かった。
その後、ちょくちょくファンダンゴに遊びに行くようになって、僕はランブル・フィッシュと出会うんだ。前にも書いたけど、僕の中でその頃のファンダンゴを思い出せば、ランブル・フィッシュのステージを思い出すということになる。
でもいろんなライヴを見たなあ。Easy Walkers、車輪、BABY'S BABY、HUMMINGS、ウルフルズ、ミンカパノピカ、他にもいっぱい。
大学4年生のときに無茶なライヴ企画をやることになり、当時のファンダンゴ店長MUさんに相談をしに行った記憶がある。いつもお客で行っていたファンダンゴの店長さんに会うって言うことで緊張したなあ。
その後、僕はレコード店に勤務することになり、あまりライヴハウス自体に行けなくなってしまう。そりゃそうだ、大抵21時まで仕事、しかも自宅は京都なんだもの。でも当時一緒に働いていた表原ちゃんはファンダンゴにずっと通ってたねえ。そんなことも思い出した。
ファンダンゴとの縁が復活したのは今の仕事についてから。初めて挨拶に伺ったときも、なんだか奇妙な感覚で、加藤さんに「僕はずっとお客としてファンダンゴに来てたから、仕事でファンダンゴに来るっていうのはすごくヘンな気分です」と正直に気持ちを吐露したことを思い出す。
それから10年以上。その間たくさんのライヴをファンダンゴに見に行ったし、自分が関わってきたバンドをブッキングしてもらった。本当にファンダンゴにはお世話になってます、今でも、きっとこれからも。
大阪で僕にとっては文句無くNo.1のライヴハウス、それがファンダンゴです。20周年、本当におめでとう!!
とまあ私的ファンダンゴ20年を考えてみたのだが、あらためて直接感謝の気持ちを込めて加藤さん、スタッフの皆さんに、気恥ずかしいが「おめでとう、ありがとう」と言わないとアカンね。文章じゃいかんね。ウム、言いに行こう。早速行こう。ということで土曜は岩崎愛がバンドでファンダンゴに出演するので酒買って伺うことにしますわー。
明日から大阪出張なのです〜。

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