そうそう、日曜日に池袋の
鈴ん小屋っていう場所に初めて行ったんですよね。
ここ、お客さんスタッフ出演者全員下足。お客さんは50人も入るといっぱいですかね。煙草は喫煙ルームがあってそこで。食べ物は(この日はいっぱいで食べられなかったけど)オーガニック。まあそういったあれこれの好みはございましょう。でもオレにとってはなかなかよい居心地の場所でしたね。新しい店だけど、古くからあるような。
ただしたどり着くまで20分以上迷いました。その前にユニオンやらレコファンに寄ったオレが悪い(笑)。池袋の外れのほうなんですなあ。
何を見に行ったかって言うと、金野さんの誘いもあり、LETTERのレコ発ライヴを見に行ったのでございます。
出演は
前野健太と
おとぎ話、
JOJO広重さん、そして
LETTER。前野健太とおとぎ話とJOJO広重さんの間にスペシャルゲストで
ルフラン、というなんじゃそのブッキングは!みたいなライヴでしたよ(笑)。
でもねえ、これがあまり違和感を感じなかったんだな。遅刻で前野健太とおとぎ話を半分くらいしか見れなかったけれど、あとは全部見て。
前野健太とおとぎ話、とにかくパッと聴くだけでつかまれるメロディを持っていらっしゃる人ですなあ、前野健太さん。そして今や人気が出てQUEとかいっぱいにしちゃうおとぎ話もここではリラックスしたのんびりムードで。
そしてルフラン。3曲だけのライヴでしたが、お客さんはビックリしただろうなあ。なんだかわからぬがとにかく凄いという空気(笑)。インパクトを持ったまま、お客さんから暖かい拍手を貰ってライヴを終えていましたね。往年のドリフの番組のような展開を目指す、と金野さんは言ってましたが、いやーたしかにあの瞬間はそんな雰囲気。
続いてJOJO広重さん。オレ、JOJOさんのソロのライヴを見るのって実は初めて。聴いていて、このノイズは全く嫌じゃない、むしろこれで歌われる詞がどんどん深くなっていくなあ、と思いましたね。耳を刺す痛いノイズじゃなく、詞を包んで耳に深く深く染み込ませていく。
お客さんの反応もよかったですね。近くの若人カップルもライヴ後、「こんなにいいとは思わなかった。またライヴ見たい。」と言ってましたしね。
そして最後はLETTER。今回ライヴを見てつくづく三沢洋紀っていう人の書くメロディが好きだなあ、と。あ、ちと気持ち悪い?(笑)。LABCRYの時も思ってたけど再確認。そしてライヴでのなんとそれぞれのメンバーの楽しそうなこと。あー、12月のライブも見に行くかもしれない。対バンが相対性理論なんだよな。相対性理論のお客さんはLETTERを見てどう思うんだろうか。いや、きっと気に入ってくれるだろう。だってこんなにいいバイブレーション出すバンドなんだからなあ。みんなも見たほうがいいよ、LETTER。
終わってえるびすでラーメン食いながら思ったけど、音程がどうのとか演奏のミスがどうのとかそういうものはいいバイブレーションでほとんど些細なことになっちゃうんだなあ、と。この日のイベント全体、ブッキングは最初はどうなるかと思いましたが(笑)、ずっといいバイブレーションだったなあ、と。
ああ、楽しかった!
ああ、職場でのいい間違いで女性軍に総叩きっていう事件はもうどうでもよくなったので割愛します(笑)。
実はレコード手帖用の原稿を手直ししつつネットを見てたところ、インドネシアのDara Puspitaっていう60年代女性4人ビートバンドのシングル曲Ba Da Da Dumを某所で発見して聴いて激しく興奮。ああ、これは!
欲しい!でもどうやら鬼レアらしいねえ〜。アルバムも数枚リリースしてるらしいけど、どれもレア。CDリイシューも一切無し。現地で探すしかない!またか!行く!?
ガレージ好きの間ではけっこう有名らしいです。知りませんでした、すみません。
この音源を勝手に某所でアップしてるのがニューヨークはブロンクスに住む辺境ガレージ好きDJ、その名もDJアンチョビ(笑)。しょっぱいヤツやなー(笑)。

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