昨夜、本当は某女性と飲みに行く予定だったのだが、先方が体調を崩されたために急遽キャンセル。でもその時既に飲みの場所、下北沢にいたので一人mona recordsで晩酌。まあ楽しかったけどね、素敵店員やえちゃんとかにかまってもらえたので(笑)。
その直前、新宿タワレコに用事で行った後、飲みまで30分ほど時間があったのでフラッシュディスクランチに寄る。そしたら

RUDY RAY MOORE「
Eat Out More Often」があったのでサクっと購入。ああ、このアルバム、オリジナル盤が800円(実際には3枚2000円なので700円切ってます)で買える幸せ(笑)。ジャケはクレイジーケンバンドが12インチで引用してましたなあ。内容はエロバカ話が延々と(笑)。昨年他界したルディ爺を偲んで即購入。
ベストCDでも1曲目に収録されていた、後に映画化する「Dolemite」はこのアルバムの1曲目。
ほか有名ビーチボーイズ曲を誰だかわからんスタジオミュージシャングループ、(たぶんその場で)名づけてThe Surfsidersがサクっとカバーした廉価アルバム「Sing The Beach Boys Songbook」を一緒に購入。いやー、アレンジが
安い(笑)。
歌が
下手い(笑)。
Little Deuce Coupeなんて原曲のカッコよさを台無しにする蛇足アレンジをカマしてくれてます。Fun Fun Funも酷い!Help Me Rhondaなんてマジでオレを助けてくれ!という気分。酷すぎる!だがこの勢いでやった感ありありの酷さがFlat Punk、Garage Punkっぽくもありますな(よく言いすぎ)。親にビーチボーイズのアルバム買ってきて、って頼んだらコレ、だったら
「これじゃない!」
と確実にいいそうな、
コレジャナイ盤。

たぶん本国では教会のバザーとかで50セント売りされているであろうアルバムなんだろうけど、まあいいやな。今年の夏はこんな気分だったと。
しかしこういったコレジャナイ盤、先日行った盛岡ディスクノートでも買ったんだった。フランス版コレジャナイシングル集、続けてどうぞ。

フランス版アガドゥー(原曲ブラックレース)
余談ですが、原曲ブラックレース版はイギリスで行われた
「発売禁止にしてほしい歌」アンケートで4位になっております(笑)。

フランス版ダーダーダー(原曲トリオ)
そういえばセニョール・ココナッツもカヴァーしてたな、これ。
んで最後はフランス版風見慎吾(か?)、
KEVIN MORACEさん。

曲名はズバリ「ブレイクダンス」(曲はオリジナル)。たぶんBREAK MACHINEあたりを狙って作ったら「涙のTake A Chance」「BEAT ON PANIC」みたいになった逸品。
ああ楽しいコレジャナイ作品。
しかしコレジャナイロボは「欲しい物を手に入れる為には努力も必要だという事」を教えるために作ったらしいのだが、コレジャナイ盤の場合は「当時欲しくなかった物を手に入れるために努力する」という無駄な行為だよなあ。
それが楽しいんだけど(断言)。

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