今日は終日会社でデモテープ聴きというのをやっていた。こういうのは1人じゃなくて複数でわいわい言いながらやったほうが集中力を保ったままやってられるんだなあ、と今日つくづく思ったですよ。たぶんたった一人なら3分の1の分量も終わっていなかっただろう。それくらいこの作業、精神的に疲れるのです。
送ってくださった皆さんはもちろん真剣だし、聴く側としてもそれなりの誠意を持って聴かねばならぬ、とはいうものの内容は玉石混合であります。いや、もうぶっちゃけて言うなら95%以上が石。その中からほんのわずかの玉を捜すのですから疲弊する、ホントに。自分のセンスでいいと思って残したものはよしとして、自分のセンスではダメだけど、もしかしたらこれは自分じゃない人ならよしとするかもしれない、と言う微妙なものがあったら、ねえ。その場合、チャンスを僕が潰しかねないわけで。
でもありがたいことに今日は複数の人間でわいわいやったので気が楽、と言いますか。助かるね。複数の人間が「これはだめかな」と思えばだめと安心して思えるじゃないすか。
みっちり数時間その作業を続け、終わればもう21時前。
会社を出て、新宿タワレコへ。明日自分がナビゲーターをやっているラジオ番組の収録があるのですが、そこでオンエアする用のCDを購入するため。キセル「凪」とECD「TEN YEARS AFTER」は昨日購入したのでかけるとして、あと2枚くらいは持っておきたいなあ、と。
邦楽のインディ系ニューリリースコーナーに行ってあれこれ試聴。今週は新譜がいっぱいあったので選ぶのに困る。結局
割礼のニューアルバム「
星を見る」と新譜ではないけれど
奇妙礼太郎トラベルスイング楽団「
キングオブミュージック」を買うことにしてレジに向かうと、レジ前にカクバリズム社長、角張君とばったり。さらに角張君に引っ張っていかれるとそこにキセル兄弟が。おお、久しぶりだねえ、としばし歓談。CDは昨日買ったよ、と伝えると丁寧なお辞儀をされる。カクバリズムに移籍してからのキセルはホント、充実してると言うことが作品にも、そして本人達に会っても伝わってくるよなあ。
あまり引き止めるのもなんだから、キセル2人と別れ、CDを買って帰宅。
ホントはユニオンが開いていたならフランスで発売になったダニーハザウェイのBOX「
Someday Well All Be Free」(ATLANTICソロ・ワークス・コンプリートBOX)を買おうと思っていたんだけど、閉店しちゃってたからなあ。安いのでこれは速攻買わないと。
家に帰ってオークションで落札したレコード、CDのメール送り作業を延々と。風コーラス団のアルバム、結局CDが出品になってたので買っちゃいましたわ。
Amazonの中古だと法外な値段がついているけど、定価以下で買うことができてよかった。

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