ニポノフォン DATE FM every SUNDAY 22:00-22:27
【2010.07.04 on air list】





M-1 ソワレ/お天気いい日(「シャンソンチックソワレ」2002)
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M-2 小沢健二/ブルーの構図のブルース(「球体の奏でる音楽」1996)
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M-3 ピコ/アダムとイブも(「ABC/ピコ・ファースト」1972)
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M-4 図書館/図書礼賛(「図書館の新世界」2009)
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M-5 星野源/ばかのうた(「ばかのうた」2010)
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3曲目。ステージ101から颯爽と登場した才人、ピコこと樋口康雄。シンガーソングライティングのみならずアレンジも手がけたこのアルバムが72年に作られたとき、彼は10代。アルバムがCD化になった際はかなり興奮した(アナログがなかなか見つからないので)。アルバム丸ごとで聴いて欲しい名作。
4曲目。図書館、というちょっと可笑しな、でも音を聴いたら極めて納得のユニット名。図書館の静かで柔らかな陽だまり、嗅ぐ古書の匂いが思い出されるような作品。SSW田中亜矢、宮崎貴士、栗コーダー近藤研二、そしてイトケン、と腕自慢が集まって、足立守正の手による素晴らしい詞を奏でる。
【2010.07.11 on air list】






M-1 Rei Harakami/Red Curb(「Red Curb」2001)
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M-2 GONTITI/無能の人(「無能の人」1991)
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M-3 高田漣/玉川浄水のワルツ(「12notes」2006)
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M-4 Natural Calamity/Andalcian Moon(「Andalcian Moon」1995)
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M-5 細野晴臣/ハリケーンドロシー(「トロピカル・ダンディ」1975)
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M-6 Subliminal Calm/かすかなしるし(「Subliminal Calm」1992)
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1曲目。90年代後半から2000年代前半にいわゆるエレクトロニカというジャンルが生まれ、国産の作品も沢山リリースされていましたが、その中で最も重要で、今でも全然古びることのない作品がRed Curb。レイハラカミはその後のキャリアを含め、追う必要のあるミュージシャン。
4曲目。今やあまり振り返られる事の少ないユニット、Natural Calamityだが、早すぎた、といおうか、時代を超えてしまったというか、全く古びない音作り。ジャックジョンソンより全然早かった95年のチルアウトミュージック。
6曲目。いとうせいこうと藤原ヒロシのユニットSubliminal Calm。後に須永辰緒さんやUAがカヴァーした名曲。でもこのオリジナルアルバムはなぜか廃盤。大変もったいない。
【2010.07.18 on air list】






M-1 小島麻由美/私の恋人(「me and my monkey on the moon」2000)
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M-2 松田マヨ/夏(「夏」2000)
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M-3 愚/あかりが消えたら(*single only 1970)
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M-4 青葉市子/光蜥蜴(「剃刀乙女」2010)
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M-5 bice/リリーオンザヒル(「うたとギター。ピアノ。ことば。」2008)
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M-6 清浦夏実/Midnight Love Call(「十九色」2010)
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2曲目。デイジーのヴォーカル松田マヨ唯一のソロ作。プロデュースは曽我部恵一。キーボード、ドラムループ、声、ただそれだけ。そのシンプルさが大変よい。詞もいいね。これがメジャーで流通されていた、いい時代。
3曲目。金延幸子、中川イサト、瀬尾一三、松田幸一のメンバーで1969年から1年間ほど活動したユニットが愚。シングルが1枚だけリリースされているのですが、この曲が素晴らしい。2番から広がるアレンジ、金延幸子のボーカル、時代を超えた曲だと思います。
4曲目。時代は一気に40年後。今年リリースになった青葉市子の初作、その卓越したソングライティング能力に唸る。そして彼女がまだ19歳であることを知ったら多くの人は絶句することだろう。今と過去をつなぐセンスをナチュラルに持ち合わせたチェックすべき新人。
5曲目。小西康陽氏がこのオムニバスアルバムをリリースした際はいい意味でショックを受けた。今でも聴くたびに何か新しいことを想起するオムニバス。クオリティの高さは保障されているが、どの曲も「うた」として持てる力が強い。今回はbiceを選んだけれど、他の曲もいつか紹介したいですね。
6曲目。清浦夏実さんはアニメソングを中心に歌っている歌手であり、女優さん。現在20歳。このアルバムの最後の曲がこの石川セリのカヴァーだったのだが、これがもう本当に素晴らしくって。アルバム全体クオリティ高いです。今こんなゴージャスなレコーディングはしようにもなかなかできない。
【2010.07.25 on air list】





M-1 チエコ・ビューティ&ピアニカ前田/オレンジ色の恋(「オレンジ色の恋」1991)
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M-2 ribbon&ピラニアンズ/Be My Baby(「Be My Baby」1994 *7inch)
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M-3 FRISCO feat.CHEE/RUNNIN' AWAY(「RUNNIN' AWAY」2005)
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M-4 REGGAE DISCO ROCKERS/蜃気楼の街(「蜃気楼の街」2005)
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M-5 DETERMINATIONS/PERFIDIA(「This is DETERMINATIONS」1998 *VINYL)
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1曲目。現在は仙台にお住まいと聞く僕も大好きだったシンガー、チエコ・ビューティさんの甘い名曲を。オリジナルは廃盤のためオムニバス作品「エキゾチカ慕情」をリンク。
2曲目。1曲目もあわせてピアニカ前田さんがらみの作品ですね。90年代の素敵アイドルRIBBONとピラニアンズのコラボ7インチから。ロネッツのカヴァー。アイドルにロックステディを歌わせる試み、好きなんですよ(キョンキョンもやってたね!)
5曲目。最後は大阪代表、デタミネーションズ。残念ながらもう解散しているグループなのですが、いいライヴしていたんですよ、本当に。気持ちよかったなあ。今回オンエアしたのはアナログでは90年代末に、CDは2000年代になってリリースされたもの。キッズ・ヴォーカルが可愛いナイス曲。

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