今日は夕方まで会社で仕事して、映画を見に行ったのであります。
ナニを?
大帝の剣
を。
いや、実はこの映画、当然今絶賛公開中であるから皆さん知っていらっしゃるでありましょうが、実はこの映画、ひょんなことからプロデューサーの方とお知り合いになりまして。まあジャングルライフを読んでいる人なら覚えていると思うが、東京ポーキーズの1回目のゲスト、「
葛飾ホックニー」さんがその人だ!
だけど、お知り合いだからというのもありますがね、この前スズキダイスケとお茶してる時に、「アレはフカミさん、見なくちゃダメですよ!」と強く言われ、付け加えられたセリフを聞いて一刻も早く見たい!と思ったわけでございますよ。
で、でかけた、仕事サボ…否、勉学のために仕事を中抜けして。
いやー、見ましたよ。見た。作品内容はこれから見られる方もいるだろうから書きませんがね、この映画ね、
無茶です(笑)!
もちろんいい意味で。荒唐無稽、ですわい。素晴らしいじゃないですか、荒唐無稽。冒険活劇。昨今コミックスやアニメのリアル描写とかが幅をきかしている昨今、このハチャメチャさ、非常に好感が持てるですよ。強引?いいじゃんいいじゃん!
でね、スズキから言われたけれども、この映画、すごく日本。まさしく日本の冒険活劇。しかも日本の特撮(TVも映画も)にかなりオマージュを込められて作られています。
なぜだだっぴろい原っぱや崖で戦う必要があるのか?
だってオレたちそのシーンを見て育ってきたじゃんよう!!日本の特撮を見て育ってきた人たちはこの映画を見て、じんわりと思い出すものがいっぱいあると思うぞ。
そしてね、これはいにしえの時代劇特撮の正統な後継作だとも思える。東映ならば赤影であり、変身忍者嵐。
ああ、同じ東映だけど言っちゃうけどさ、
赤影RED SHADOWより赤影らしい。なぜなら怪獣怪人魂があるからさ。そこに子供の頃燃えたんじゃんねえ、赤影ってさ。ただ仮面の忍者だから燃えたんじゃない。リアルじゃなくて荒唐無稽、そこがイイ。
どうせならこの映画、夏休みに公開して欲しかったよ。どうせなら立体映画にして「飛び出す冒険映画/大帝の剣」としてもよかった(それは無理だけど)。いや、意味は違うがこの映画、
飛び出しちゃった冒険映画
なんでしょう。それは僕にとっては正しい。映画なんだからリアリティとかから時に飛び出しちゃったほうがいいのだ!
たとえるならば日本で作った「マーズ・アタック」。
超名作とはいえないし、誰が見ても確実に面白い、なんていいません。それはかつての特撮映画といっしょ。が、
心に「かいじゅう」を持つアツい男女は見に行け。とりあえずハルヲ君は即見ね(笑)!ああ、オモロかった。

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