毎年夏に草津の音楽の森国際コンサートホールで行われている草津国際音楽アカデミー&フェスティバルの最終コンサートに行って参りました。
http://kusa2.jp/
草津国際音楽アカデミーとはなんぞや、というのはこちらをどうぞ。世界のマエストロから業を伝授してもらえるアカデミーなのであります。
http://kusa2.jp/home/f_whats.html
そしてその先生達が2週間にかけて毎日コンサートを開いてくれる、というわけ。
正直今年は気が付くのが遅くて、直前になって最終日のチケット予約が出来ました。聞き逃す所でした。
平成10年か11年に一度聴いたことがあって、こじんまりした小さなホールで、至近距離から世界の一流音楽家の演奏が聴けたこと、その生の音の興奮が記憶に残っておりました。軽井沢の大賀ホールよりも小さいかもしれないそのホールは変形6角形。残響は大賀ホールより若干長めですが、とてもいいホールです。
今回行って当時の記憶が蘇りました。天井にはEVと書かれたスピーカーが。あの頃はわかりませんでしたが、今はそれがエレクトロボイス社製であることが判ります。布を使った複雑な間接照明が効いていてとてもおしゃれな天井。
大賀ホールよりも更に低いステージ。演奏者が身近に感じられ、いい角度で直接音が飛んできます。
そして肝心の演奏は、素晴らしかった!職人のような世界のマエストロが、本当に演奏を楽しんでニコニコしながら、演奏の合間におどけて見せたり、本当に余裕たっぷりの素晴らしい音楽。これ本当に指定席4千円のチケットでいいのか?と思えるほど心地よかった!
妊娠中の妻には良い胎教にもなりました。

大賀ホールと比べてステージが低いです。以前投稿した写真と比べてみて下さい。右奥にはパイプオルガンも。色々音が変わるんですね。いい響きでした。

天井にはエレクトロボイス社のスピーカー。音と光のリフレクションに三角形の布を使っています。正面の大きな窓は、演奏中は上のように閉じます。

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