アマゾンで予約していた「ハウルの動く城」DVD、発売当日に届きました。
で、これには特別付録に劇場上映時に本当に使われたフィルムの中から、1コマだけ(1/24second)をアクリル樹脂に閉じこめたものが同封されているのです。
うちに来たフィルムは、上のシーン。
これは、ハウルが、ソフィーを秘密の隠れ家へ案内した時、
「ソフィー、ソフィーは綺麗だよ」
と告白するシーン(チャプター17)で、目をつむった瞬間の1コマだったのです!
うほー!最高のシーンもらっちゃった〜!と年甲斐もなく大喜び。
このシーンをMac上で再生して見ましたが、フィルムの方が色が綺麗です(笑)
でも私はこのおまけが欲しくて高い値段のDVDを買ったわけでは決してないのです。要は、音声。DTS-ESで収録されている音声が欲しくて、この高い方を買いました。
うちで見た(聴いた)感じですが、映画館で見たときよりもいい気がするんですよ。これは、ホームシアターをある程度やり込まれている方なら、感じることではないでしょうか。まあ、自己満足と言われればそれまでなんですけどね。でもただ単に、音がいいという以上に、物語としても今回の方が感動した気がします。
内容に関してちょっとだけ言えば、ジブリ史上、最も醜いシーンが存在します(笑)あれはひどい(笑)見た方はわかると思いますが。音づくりも結構怖いところは怖くて。
あんなに簡単に終わりに出来ちゃう戦争なら、最初からやらなければ良かったじゃん、と思うのですけど、戦後60年、戦争を知らない子供達に孫が生まれるこの時代に、あえて宮崎さんは戦争の恐ろしさと、家族の絆の大切さを描いたのかな、とも思えました。
ラストの方は物語が加速していくので、今までのジブリ作品よりも消化しずらい面もあるのですが、そこはDVDで何度も見て、味わいを深めましょう、ということですね(笑)

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