家族が増えるってこういうことですよね(笑)
本日娘が退院して森に凱旋しました。
お世話になった病棟の方々や、NICU(新生児集中治療室)の方々、嫁さんが親しくなった妊婦さん仲間の方々などに挨拶しながら、雨の中病院を後にしました。
文字通り今まで温室で育って来たために、外の冷たい空気は娘にとって新鮮に、いや、厳しく感じたに違いありません。ましてや北軽井沢の凛とした空気は。
初めて乗る車、初めてくくりつけられるチャイルドシート。
TAKATAの04-NEOは地味なデザインながら、実際に装着してみると良く考えられており、初めての装着は少々手間どいながらも、手順は明瞭で、間違うことはありません。何度かやればすいすいで付けられるはずですが、一度付けたらしばらくは付けっぱなしなのがチャイルドシート。
子供を乗せて、ハーネスなどを装着するのも、最初はこわごわ、でもやはり手順は明瞭、肝心の座り心地は乗せた途端に寝に入るほど気持ちよさげ。
水平に寝かせることを主張する、アップリカ製のチャイルドシートも一理あっていいなぁ、と思っていたのですが、このTAKATAの新生児モードはかなり水平に近い姿勢で寝かせることが解り、胸をなでおろしました。
車を走らせても一度も泣くことなく、森との中間地点、実家に着きました。実家ではお袋が首を長くして待っており、一息の休憩と、食事を取らせてもらいました。オムツを取り替え、おっぱいを飲ませるなどして、森へ再出発。
帰りの車内では、嫁さんもTAKATAの04-NEOに頬を乗せて寝入る(笑)このチャイルドシートは付き添いの母親にとっても心地いいらしい。
前橋では雨だった天気も、北軽では軽く雪。新雪の森へ帰還しました。
玄関を開けると、いつものようにミミちゃんが飛び出し、そのまま車の中へ。リアハッチから進入したミミちゃんは、シートバックに飛び乗り、爪を研ぐ。ここまではいつも通り。そして森の周りの気配をさぐり出したミミちゃんは、突然異変に気付く。そこに、初めて見る生命体がいるのだ(笑)おそるおそる近づいて、においをかぐミミちゃん。更に近づこうとするが、思いとどまる。じっと観察。とりあえず、認知完了。
娘とミミちゃんのファーストコンタクトはそんなふうに行われました。
0℃に近い室温を、ストーブ全開であたため、フリースの毛布に包んで寝かせる。
いつもの空間がいつもと違う。家族が増えたなぁ、そう実感する瞬間。
そうこうしているうちに部屋も暖まり、風呂に入れる時間。
うちはベビーバスは使わない。そう決めた。何故なら、邪魔だからだ(笑)
入れる係はお父さん。何故だかそれもいつの間にか決まっている。
風呂をザッと洗い、お湯を入れる。まずはお父さんが体を洗い、風呂につかる。同時に適温を確認。そして裸にした娘を嫁さんが連れてくる。抱き止めて、足から静かに入れる。入浴布をお腹にかけたまま。
その瞬間娘の顔がかなり歪んだ。やばい、泣き叫ばれる、とその時、ほっとしたように気持ち良さそうに笑った。あれ?お風呂好きみたい?
体を洗うのは服を着たままのお母さんに手伝ってもらったが、最初のお風呂は一切泣かず、大成功?
とまあ、初日はこんな感じで推移して、無事に寝かせました。このまますっかり親バカ記事のブログになってしまうのか。
今夜は熟睡出来るのか。
甘い考えは捨てよう(笑)
とにかく娘との生活が始まった。
もう、片道2時間かけておっぱいを届けなくても良いのだ。

0