実は8月の2日(水)に、野反湖へ行って来ました。
拡大してよく見るとニッコウキスゲもまだ残ってはいるのですが、今年は梅雨が長かったこともあって、ニッコウキスゲのいい時期に野反湖へ来ることが出来ませんでした。昨年は何度も見れたのに残念です。
ふり返れば深い青をたたえた空に夏の雲。やっと夏が来た、そんなふうに感じたこの日でした。
キスゲは終わってしまいましたが、いつ来ても何か発見がある野反湖。白いアジサイの一種が咲いていました。
足元に目を向けると、青紫の小さな花が。よく見るとおしべの花粉が入っているふさが落ちています。短い野反湖の夏がこうして終わっていきます。
奥の茶店のおばさんが、今年のニッコウキスゲはあまり良くなかった、と話してくれました。長い雨で、花を開いても水がたまってしまうのだそうです。そのかわり去年(2005年)のキスゲは素晴らしかったけどね、と懐かしそうに語ります。雨の間、ずっと寒くてストーブを焚いていたとのこと。今日は久しぶりに暖かくなった、と。
去年、キスゲをたくさん見られたので良しとしますか。
来年は娘にキスゲの大群落を見せられたら、と思います。

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