告白してしまうが、我々夫婦はうどん人、つまりうどん好きである。(そばも好きだが)
まぁ、総じて群馬県民はうどんが好きなような気がする。
夕食はうどん。親の世代は昔、そんな生活をしていたようだ。
そのなごりで、時々夕食にうどんを食べて育った子供が、もう私の年代になったりして。
会社の先輩が、あるときこんなことを言った。
「夕飯にうどん食わなきゃ、ごはん食べた気になんねえべ」
これは日本語として、すごく間違っている。
だけど、群馬に産まれ育つと、なんとなくわかる。
(わからない人もいるかもしれないけど)
でも、群馬でなくて、これが香川(讃岐地方)だったりすると、これはもっと本格的にそうらしい。
実は9月にこっそり、「UDON」という映画を見てきた。
http://www.udon.vc/index2.html
↑こんなのをチェックしながら、映画館に行った。
日本映画にお金を払って劇場で見たのは、「電車男」以来だ。
不覚にも、かなり心に響いてしまった。
それからというもの、さぬきに「うどん巡礼」に行きたくなったり(もちろんなかなか行けないけど)
楽天で
なかむらのさぬきうどんを注文してひとしきり感動したり。
確かに美味しかったけど、毎回注文するのはコスト的にどうなのかな、というのでカトキチの冷凍さぬきうどん(業務用)を買ってみたり、としばらく我が家はうどんブームだった。
でも結局、そんなに好きなら、自分で打てばいいじゃん、というところにたどり着く。
で、思い立ったら吉日、というわけでやってみた。作り方は、Google先生に聞く。
「さぬきうどんの作り方」で検索かけて、出てきたのを色々調べて、自分なりに良さそうだと思うのを組み合わせて、これでいこう、というレシピを確定。
今回は特に公開はしない。これでバッチリ!とは言えないから。
んで、時間をかけてやってみる。
小麦粉を塩水で練って、こねて、まとめて、寝かせる。そして踏む。それをこねて、踏む。こねて、のばして、切って、ゆでる。まあ、そんな感じ。
寝かせるのに3時間くらいかけた。めんきり包丁は買ってある。
そして、出来たのが、これ。

味は、カトキチの冷凍めんには勝てなかったが、ど素人が作ったにしては、結構イイ線行ったと思う。
手間暇かけて真剣にやれば、うどんも答えてくれる、そんな感触があった。
次回はもう少し手間暇かけて、急がず、焦らず、やってみようと思う。
本格的にやるには、さぬきで使っている「粉」と同じモノを手に入れないとダメかもしれないが、この辺で普通に入手できるものでそれなりに納得が行くモノが出来るまでは何回かやってみようと思う。
半日はかかってしまうので、土曜日とかじゃないと出来ないのが難点。

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