この土曜日は、家族で高崎・前橋へ出かけた。
昼に何を食べるかでいつも色々考える。
でもここのところ一番多いのが「さぬきうどん」の「丸亀製麺」である。
前橋のショッピングモール、けやきウォーク内の丸亀製麺ではもう何度も食べている。
昨年、義理の父の納骨の時は、丸亀製麺の熊谷店でも食べた。
上の写真の店は、高崎の高関町に出来た高崎店である。
けやきウォークの雑然とした空間も好きなのだけど、今回はちょっとこちらに寄ってみた。相変わらずセルフのうどん屋である。嫁さんはけやき内の丸亀製麺よりもうまい、と評した。自分もそうかもしれない、と思った。腰があるうどんだけど、ただ固いだけではなく全体としてやわらかい中での絶妙な腰、舌触りの滑らかさ、いや、複雑さ。これがたまらない。「とろ玉の冷やの大」を食べたのだが、娘も喜んでどんどん食べる。半分くらいは娘に食べられてしまった。食べ足りないので「ざるの並」を追加。
昼時だったのだけど、駐車場はぎっちりだった。店内も混んでいた。だけど回転が早いのがセルフのうどんの特徴だ。群馬県人はうどんがこれほど好きなのか、とちょっと思ったが、値段も安いので、下手なファミレスに入るよりは安くてうまくて満足感がある。人気があるのもうなずける。
うどん人の私ら夫婦にとっては、さぬき地方、つまり香川県はいつか行かねばならない聖地である。でも群馬県の隅っこに住む私らには四国はあまりに遠い。群馬でうまいさぬきうどんを食べさせる店といえば、この丸亀製麺くらいなのでとても有り難い。本場の方に言わせれば、本場のはもっとうまいよ、と言うのかもしれない。
群馬には「水沢うどん」という日本三大うどんの聖地があるではないか、というご意見もあるだろう。自分にとってこの水沢うどんは幼少の頃からあまりにも近すぎた。近すぎていつでも行けると思うとなかなか行かない、というのもあって、恥ずかしながら水沢うどんを食したのは5本の指に数えるほどしかない。
なので近々水沢うどんを改めて食してみたい、という欲求にかられている。

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