北軽井沢の何が良いって色々ありますけど、野菜が美味しい、ってことが一つあります。
お隣はキャベツ日本一の嬬恋村ですから、美味しい高原野菜が安く手に入ります。嬬恋村というとキャベツが一番有名ですが、実はジャガイモも美味しいんです。嬬恋村には農林水産省所管の独立行政法人、種苗管理センターというのがあり、そこは主にばれいしょ(ジャガイモ)の種イモを作ったり、ジャガイモの研究をやっている国の機関なのであります。嬬恋村においては、キャベツよりもジャガイモの栽培の方が歴史が長い。北海道のジャガイモに負けてないです。
で、何が言いたいかというと、美味しいジャガイモがすごく安く手に入るので昨年は沢山買い込みました。で、そろそろ本格的にジャガイモを消費しないといかんわ、ということで昼食にマッシュポテトを作りました。
うちの娘が最初に食べた離乳食がマッシュだったからか、娘はジャガイモ料理が大好きです。米よりイモを欲しがるくらい。うちのマッシュポテトはゆでてつぶして、塩とバター少々と牛乳でやわらかくします。そうすると口当たりがなめらかで美味しいのです。インスタントでお湯を入れれば出来るヤツとは全然違います。
ジャガイモを大量に茹でたゆで汁は、ザルで鍋にとっておいて、何かスープにでもしようと思っていました。すると嫁さんが冷凍庫からなにやらカボチャを蒸かしてつぶしたヤツを凍らせたモノを出して参りました。(ここでようやくカボチャのポタージュの話になってきましたな)もちろん北軽のカボチャです。去年嫁さんがバイトしてたペンションの農園からいただいて来たモノ。で、ストーブの上の鍋(の煮汁)に黄色い固まりを入れたのを見て、ああ、カボチャのポタージュにするしかあるまい、と(笑)
嫁さんもそう思ったに違いないのですが、どうせ作るなら本格的?にやろうじゃないかと思った訳です。
カボチャがとけた状態で味見をしてみると口当たりがザラザラ。これでは美味しくない。
ここで登場願うのがコレ→
ブラウンのハンドブレンダー
これ、離乳食を作るのに非常に便利でしたが、あとは誕生日とかのケーキ作りに生クリームをホイップするくらいしか使ってなかったけれど、こういう時にこそ活躍するモノであるはずだ、ということで鍋にそのまま突っ込んでスイッチオン!グイィイイイイン!としばらくやるだけで、口当たりがものすごくなめらかに。ミキサーに移す手間が要らないのがGood。
あとは、コンソメと塩と、バターと牛乳(本当は生クリームがあれば最高)で味を整えるだけで、レストランで出てくるようなカボチャのポタージュスープが出来上がり。パセリをちょろっと散らせば更にそれらしくなります。
ここに住むようになって食生活、特に野菜は豊かになりました。北軽の道ばたで売っているトウモロコシなんて最高ですよ。もちろんキャベツもカボチャもジャガイモも、ズッキーニなんかも去年はたくさん食べたなぁ。
まぁ、福島にいた頃は、果物関係で豊かだったけどね(^ ^ゞあれはあれで今思い出すと良かったけどなぁ。←みずみずしい桃なんかを思い出してる。ジュルッ。
ああ、そうか、まとめないと(笑)そんなわけで、緑黄色野菜がおいしく採れるのでお節や和食に飽きたらこんなスープはいかがでしょうか(笑)

0