もうニュースもこればっかりなので皆さんご存知かと思います。
そう、新型インフルエンザが発生した、と宣言がありました。
先頃までは豚インフルエンザ、という報道がされていました。
しかし、今日からは徐々に新型インフルエンザ、という表現に変わるはずです。
つまり、豚がかかるインフルエンザから、何らかの変化が起きて、ヒトからヒトへの病気になった、ということです。
それってまだ外国の話でしょう、と思ってるあなた。
甘いです。
最近、私、この本を読みました。
http://www.amazon.co.jp/H5N1%E5%9E%8B%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9%E8%A5%B2%E6%9D%A5%E2%80%95%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%81%8B%E3%82%89%E5%AE%B6%E6%97%8F%E3%82%92%E5%AE%88%E3%82%8C-%E8%A7%92%E5%B7%9DSSC%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%B2%A1%E7%94%B0-%E6%99%B4%E6%81%B5/dp/4827550131/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=books&qid=1240916030&sr=1-2
この本に書かれているシナリオが、そのまま現在進行形で起こりつつあることを驚きをもって見ているのです。
今のところ感染者は海外のみではありますが、既に国内に入ったと見るべきでしょう。海外で多数の死人が出たら、3日で日本にも入ると書かれています。明日か明後日には、国内での感染者を確認、のニュースが出ると思うのです。
現在はフェーズ4のA。海外で人から人へ小さな集団で感染している事実を確認。
国内で感染者が確認されるとフェーズ4のB。
その後、数日でフェーズ5、6、と一気に行く、と書かれています。
国内での感染者はすぐに隔離されるから大丈夫、と思いますか?
この新型インフルエンザは、潜伏期間が2〜3日と言われています。
そして、恐ろしいのは、潜伏期間のうちに、まだ発熱が始まる前からウィルスをまき散らす、というのですから、その人が乗っていた航空機、その人が乗った電車、その人が接触した人は感染した可能性が高い。
つまり、日本で最初の感染者が出た数日後には、全国各地でちらほらと感染者が出て、その数日後には。。。。。
ここまで読んで、勘のいい方はもう気がついたはずです。
これは、世界同時多発的に発生する、未曾有の大災害です。パニックを煽ろうとして言っているわけではないことが数日後には解ると思います。
では、どうしたらいいのか。
予防策はシンプルです。
不用意に出かけない事。
悪い事にGWですから、多くの人が移動します。海外へも行きます。それが悪い方向へ作用するのは明らかです。
どうしても出かける際はマスクを着用。
マスクは不織布(ふしょくふ)のもので有効、と言います。
しかしながら、個人的には思います。大流行になったら、医療用のN95マスク、というものを付けた方がより安心です。
工業用のマスクで、防塵用のもので、DS2と言う区分の性能表示がしてあるものは、N95マスクと同等の性能を持つと言います。
帰るなり石けんで手洗いをし、うがいを徹底する。
これは通常のインフルエンザと同じです。
大流行の際には、ゴーグルをした方が良い、とも書かれています。
しかし、今度の新型インフルエンザが怖いのは、ほぼ、全員が免疫を持っていないのです。
ですから、ウイルスが口に入る、鼻に入る、或いは目に入るかしたら、すんなり体に入ってしまい、ほぼ、必ず発症する、ということ。
メキシコの例を見ても、世界各国への広がりを見ても、感染力は非常に高いことが解ります。
それで、毒性はどの程度なのか。
この点についてはまだ正確なことが言えませんが、H1N1型と発表されている事実からすると、まだ弱毒性です。
まだ、と書いたのは、これが、いつ、人の体の中で、通常のインフルエンザウィルスとまざり、更なる新型に変化するかもしれない、その可能性は否定出来ない、ということです。
これが、運悪く、H5N1型となってしまった場合、毒性は最悪のものになるそうです。若くて免疫システムがしっかりしている人ほど危ないと言われています。
というのは、ウィルスがどんどん細胞内で増えた場合、自分の免疫システムが、自分の細胞を敵として判断し、サイトカインストームと呼ばれる免疫系の過剰反応が起こって多臓器不全に陥って死に至る、というのです。
幸いな事に、まだH5N1型ではありませんが、このH5N1という聞き慣れない言葉を心にとめておいて下さい。
現在はフェーズ4Aですが、これがフェーズ6になった場合、どういうことが起きるでしょうか。
全国の学校は閉鎖となります。
すでにメキシコの全ての学校は閉鎖されました。
学校が閉鎖になると、元気な子供は外で遊びたがりますし、勉強が遅れるといけないというので塾に行こうとするでしょう。
ここで気をつけなければいけないのは、勉強の遅れを気にするような事態ではない、ということです。生き延びる事を第一に考える状況では、外に出ないことが大切です。
同じく、社会人の場合、多くの人が感染により病欠となります。会社が機能しなくなる可能性が出て来ます。
多くの会社で、自宅待機の措置が取られるでしょう。
しかし、医療系、消防、救急系をはじめ、地方公務員の方など、どうしても働かねばならぬ人もいます。医療系の方々が倒れたら、と考えるとゾッとします。
最善策は、ろう城だと言います。
それには、最低、2ヶ月分の食料と、日用品の備蓄。
これを読んでいる賢明な皆さん、是非、今日のうちにでも、明日にでも、落ち着いて行動を開始して下さい。
GWの終わりごろには、飛行機は飛んでいない可能性もあります。海外に出てしまったら、帰れなくなる可能性も否定出来ない事を考えて下さい。
流通がストップする可能性もあります。GW後にはパニックになっている可能性もあるのです。
社会インフラが次々に崩壊する危険も孕んでいます。
銀行系のシステムが、システム管理者が不在となったために崩壊する危険まで孕んでいます。最悪、電気のストップまで予想されています。更には、公共交通機関を停止することが最終手段と書かれています。
(
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090429k0000m030066000c.html)
↑メキシコでは既に公共交通機関を全て止めることも検討されています。
ガソリンの供給もストップする可能性がありますので、常に満タンを心がけて下さい。
話を元に戻しますが、食品とトイレットペーパーや石けん、洗剤、マスクはもちろん、日用品の確保、加えて、ちょっとした怪我をしても医療機関には行けませんから、ちょっとしたことには対応出来るだけの薬品類も備えて置くように薦められています。
もし、感染した疑いが出たら、すぐに医療機関へは行かずに、すぐに保健所へ連絡し、指示に従って下さい。
発病してから48時間以内に、タミフル、リレンザの対応薬を飲めば、助かる可能性は高まります。
急に発熱しても、アスピリン系の解熱剤は使わないこと。
特に幼児の発熱にアスピリン系の解熱剤を使うと、脳炎が発生する可能性が指摘されています。
アセトアミノフェンを主成分とする解熱剤を使う事。
正しい知識は、知識のワクチンと言われています。
本当のワクチンが出来上がり、全国民分配給出来るまでには最も早くて半年〜1年かかります。
ことが起きても冷静に、自分と自分の家族を守って下さい。
予想としては、2ヶ月くらいして、一旦収束を見るだろう、と言われています。
しかし、冬が始まる頃、再び猛威を振るい始め、この第二波が恐ろしいと言われています。
このブログをご覧になられている方々には言うまでもないことですが、正確な情報収集につとめ、正確な知識を持って下さい。そしてパニックを起こさず、落ち着いてことに当たって下さい。
私は、冒頭の本を読んでしまった人間の責任として、大雑把ですが、書かせていただきました。これが大げさな書き方ではないことが、アマゾンのレビューを読んでいただけたら解ると思います。
皆さん、生き延びましょうぞ。
皆さんが守られることをお祈り致します。

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