マンハッタンポーテージというメーカーの、メッセンジャーバッグを買ってみた。デザインに一目惚れ。
これは、2年3ヶ月愛用した、ロスコ製メッセンジャーバッグがだいぶヘタレて来たので代替えです。
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ロスコ製メッセンジャーバッグとはこんなやつ
「24」というドラマの、ジャック・バウアーが愛用していたというモデルで、私のは黒いヤツでした。
この安い値段で、2年以上、ほぼ毎日使って、私のことだからかなり重い荷物をたっぷり入れて使ってきたので丈夫なバッグではありましたが、布がすり切れてきたり、ショルダーストラップを固定する部分がヤヴァくなってきたのでそろそろ代替を、と考えていたところでした。
ここで、私のつまらないバッグ遍歴などを。。。(笑)
思えば、高校卒業してバイクに乗り始めた頃から、愛用していたのはウエストバッグでした。当時は流行り始めで、常に腰に巻いておけるし、当然のことながら両手が使えるので便利。色々なメーカーのものを使いましたが、最後に愛用したのはモンベル製の、今は廃盤になってしまった黒いモデルでした。6,500円くらいのヤツを、2〜3年づつ、3つ同じものを買って使いましたから、私のトレードマークのようになっていました。
もっとも、最後数年間は、ニコンのカメラ用ストラップの太いヤツを付けて、ショルダーバックのように使いつつ、時には腰にも固定しておく、というやり方でしたのでウエストバッグでなければダメ、というわけでもなかったのですが、とにかく機能的で気に入っていたのでした。
その頃には、もう少し容量が欲しいな、と思っていたので、ロスコ製のジャックバックは機能的で大容量で丈夫、という点で合格でした。値段が安かったのも◎
ただ、メッセンジャーバッグといえばTIMBUK2【ティンバックツー】あたりがカッコよく、
→ティンバック2とはこんなヤツ実は嫁さんがこれを愛用しているのですが、同時にティンバッグ2を2個買うと出費が。。。という理由もあって、安いジャックバックを試してみよう、ということになったのでした。
嫁さんのティンバック2のクラッシックメッセンジャーバッグのMサイズは、とても丈夫で、2年3ヶ月ほど経った今でも、全然へこたれずに使えています。もっとも、嫁さんは毎日持ち歩かないことと、入れる荷物が、子供のオムツとか着替えとか、軽いものが多いので私のヘヴィーデューティーな使い方とは比較にならないのですけど、確かにこりゃしっかりしてるわな、というのは感じます。
で、2年3ヶ月メッセンジャーバッグを使ってきて、もうこれなしには考えられなくなっているくらい便利だし、それなら次期メッセンジャーバッグはどうしようか、と考えた時に、やっぱり真っ先に上がる条件として、丈夫で、機能的で、大容量、加えて機能美とも言えるシンプルな飽きのこないデザインの良さ、みたいなものが必須だな、と。
楽天で色々検索してみると、出るわ出るわ。。。その中で、はっと目に止まったのが、マンハッタンポーテージのデザイン。うわ、やべえ、これがいい。。。最初にそう思ってしまった。
で、マンハッタンポーテージは、1980年創立のメッセンジャーバック業界?の老舗。ティンバック2は、1989年の創立、ということで、おお、ティンバック2よりも早いのか!と納得。実際の機能性ではティンバック2の方が考えられていると思える部分も多々あるが。。。例えば、自転車に乗る人の立場になって、バッグが前に回ってこないようなストラップが付いているのがティンバッグ2。中に独立しているジップポケットの機能性も、ティンバック2の方が上。。。
で、ティンバック2の方を選ぼうとなると。。。嫁さんが今使っているモデルと全く同じヤツしか、気に入った色が無い。。。同じのだと、毎日、どっちがオレのだ?と迷うし、うちの嫁さんはペアルックはどうもそんなに好きじゃないらしい。。。
散々行ったり来たりした挙句、やっぱり最初にコレがいい、と思ったマンハッタンポーテージに決めたのでした。。。
私はモノを買う時は、色々と調べ上げた上で、どうしてコレを選んだか、を理論的な理由づけで裏打ちしないと買えないタイプでして。。。
マンハッタンポーテージのこのモデルを選んだ訳は、他にもあって、このカラーリング。黒と、銀と、赤。昔、ホンダでバラードスポーツCR-X
→これがCR-Xねというのがあって(最近その復刻みたいな形でCR-Zというハイブリッドスポーツが出たけれど)そのイメージカラーが赤と銀だったのですよ。腰から下が、銀。あのカラーリングセンスにはやられましたね。あのツートンカラーは本当に好きだった。。。そのせいもあってか?この黒×銀×赤のカラーリングセンスにやられましたね。。。で、この銀が、良く言われる反射材ほどは反射しないまでも、充分に夜目に目立つので、デザインが機能を兼ねている部分も気に入っている。
それと、生地が、コーデュラファブリック。高耐久性繊維として軍にも利用されているみたいだし、軍用、とか、プロ用、高機能性、みたいな言葉に弱い自分には、これが使われているだけでお墨付き、みたいな感じ。
実際は、すごくゴワッとしているのだけど、とても軽くて、型くずれしなそう。年月の重みにも耐えそうです。
中の独立したジップポケットも、深くて結構入るし、コレもコーデュラ、となれば丈夫でしょう。
それとは別に、ほぼ、幅と等しいジップインナーエリアがあるので、デジカメとか手帳とか、分別しておける。写真で見るよりも高機能なバックだと思う。
というわけで、
ここで買いました
使ってみて、本当に軽くて丈夫。重いものが入っているのに、バッグの剛性があるので、軽く感じる。これは2年数カ月どころか、10年くらい持つのでは、と思わせるものがある。
11年前に、楽天の懸賞で当たった、TUMIのビジネスバッグが今でも平然と使えるように、(もっとも、週に1度しか持ち歩きませんが)ずっと使えそうな予感がします。
もう一週間くらい使っていて。。。前のジャックバックも入れると2年3ヶ月と一週間。。。メッセンジャーバックを使っていて、体に馴染む、というか、とても使い心地がいいのは何故か、という理由を、ハタと思い当たったのです。そう、バイクに乗るよりもずっと前、中学生だった時に、教科書を入れて通学していたのが、まさにこのメッセンジャーバックタイプでした。帆布製の、白くて(ちょっとベージュっぽい)ドカベンとかで主人公たちが使っていた
(→こんなヤツね)あのバッグです。手提げの革のバッグも許可されていたのですけど、とにかく革製の手提げは高価で、しかも両手が使えない。そのうえ容量が少ない。選ぶ理由が見つかりませんでした。迷わず安いメッセンジャーバックタイプを選んだのでした。3年間、使い込んだあのバッグ。高校生になっても使いたかったあのバッグ。高校ではディパックを使っていたのですが。。。とにかく、中学の頃に使っていたあのバッグが、自分のメッセンジャーバック好きのルーツだった、ということに気が付いて、妙に納得したのでした。

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