お向かいのJennyが夕方両手一杯に野菜を抱えてやってきました。

「どうしたの?」と聞くと「裏の畑でとれたから」とズッキーニにピーマン、
スカッシュとプチトマトをたくさん頂きました。
・・・こんなに近くに家庭菜園が合ったなんて・・・
去年暮れから仕事を始めて忙しかった彼女。
今年はなかなか話す機会もなかったのですが、こんな趣味を持っていたなんて!
「教えて、教えて」と言うと
「簡単よ〜」
出た! 家庭菜園をやっている人が必ず最初に言うこと。
それは、あなたにとって、でしょうが。
で、彼女はざ〜っと栽培方法を教えてくれました。
聞くと、簡単そうなんだけどな〜。
「来年、植え付け時期になったらまた教えてね」とお願いすると、
「言ってなかったっけ? 私達引越しするのよ」ですって。
「え〜?! 聞いてない、聞いてないよ〜、そんなこと!」とうろたえる私。
何でも、ご主人の新しい仕事がとても良い条件で見つかり、イリノイ州に引越し
するのだそうです。
「引っ越すのはシカゴの南の方で、町は大きいけど、とても自然豊かで、劇場や
博物館もあって、住みやすそうなのよ。 偶然なんだけど、仲良しの友達2人も
近くに引っ越すみたいで、今から楽しみ〜。」と言っていました。
ガーン!
確かにミシガンは今全米一経済苦な州で、私の周りでも解雇された人を多く見かける
ようになりましたが、親しい人が引越ししてしまうのは初めてで、寂しい気分です。
夫に言わせると、ご主人の専門は今まで陽の当たらない部門だったそうです。
が、近年の原油高騰に伴い一躍注目されるようになり、彼はエキスパートなので
「引く手あまた」なのだそうです。 お給料も良くなるようだし、若い彼らには
いいお話のようです。
良かった、よかった・・・。でも寂しいなぁ。

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