10月の31日、今日はハロウィーン。
近所の子供達が日没と共に可愛いコスチュームでやってきて"Trick or Treat!"と叫ぶ
イベントです。
大人達はお菓子を準備し、彼らに手渡してあげます。
こうやって、ご近所の子供達との親睦を図るのです。(それだけが目的ではありませんが)
このイベントには暗黙の約束事があります。
子供達はまず、玄関周りをチェックします。
そこにハロウィーンの飾り(かぼちゃなど)があれば、お邪魔しても良く、飾りが
なければ、お邪魔してはいけません。 日が暮れると冷え込む今日この頃。
お年寄りはひっきりなしにやってくる子供達の相手も大変でしょう。
とても気が利いていて、楽しいイベントです。
家の近所は治安も安定しているものの、やはり夜道は心配。 親御さんが一緒に
回っておられます。 寒かった去年は家の前まで親御さんの車での送迎付きでした。
今年も張り切ってお菓子を買い揃え、可愛い訪問者に備え、カメラを片手に待機。
でも・・・
今夜のお客様はたった2件。
一軒目は最近越してきた子供達。 へ〜、3人兄弟だったんだ。
二件目は毎年お越しのおなじみさん。でも実はどこにお住まいだか未だに判っておらず。
「やだ〜、赤ちゃんすっかり大きくなっちゃったわね〜! 去年を思い出すわぁ」
とすっかりオバちゃんトークに盛り上がってしまう私達。
今年もどこのどなたか聞けず終いでした(笑)
私が来た2005年は、飾りが貧弱だったため、皆にわかってもらえなかったらしく、
お客様は少なかったのですが、毎年飾りを増やして少しずつ派手にしたつもり、
だったんだけどな・・・? (去年は結構なお客様だったのです。)
昨日のハロウィーンコスチュームを着せられ待機していた坊やもちょっと可哀そう
でした。
「子供達、皆引っ越しちゃったのかなぁ・・・?」お向かいさんが引っ越してすぐな
だけにこんな考えが浮かびます。
ミシガンの経済状況は日に日に厳しさを増していますから。
能天気な夫の「このルート(家の通り)は効率が悪いんだよ。 だから子供達も
もっと効率的に回れるルートを選んで、ここを飛ばしたんじゃない?」とのコメントに
少し安心しました。 確かに家の周りはお隣までの距離がちょっとあり、玄関から玄関
に移動するにもちょっと息切れがしそう・・・。
夫は「来年は坊やと一緒に回ろう!」と張り切っています。
来年はたくさんのお化けちゃんたちが来てくれるといいのにな・・・☆
余ったお菓子は当面の夫のおやつになりそうです。

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