教育経済常任委員会で10月17日から19日まで京都市は「小中一貫校について」英語教育の取り組みについて、大阪府八尾市では、「産学官のとりくみについて・防災の取り組みについて」、滋賀県長浜市では「中心市街地の取り組みについて」を視察してきました。
長浜市の商店街の中にある金物店の古い建物の中には「NPOまちづくり役場」があり、観光案内もしていました。

建物の内部です。
奥の庭がとても美しく、写真を撮らせてもらいました。
このあたりはどのお店も敷地が縦に長く、庭が美しい作りになっています。

今回視察をした教育経済常任委員会のメンバーです。
議員7名のうち女性は5名です。男性は2人と議会事務局の担当の男性1人の全8名で視察をしました。
長浜市は歴史あるのある城下町です。
まちづくりに対する市民の思いはとても強い伝統ある町だと感じました。
長浜城は昭和58年に市民8200人からの寄付10億円によって再生されて建築された城です。市民から10億円の寄付が集まることは、すごいと思います。
昔ながらの町並みが保存されています。
また、「西洋の歴史ある街にはガラス細工が必ずある。」という所に着目し旧銀行の建物の保存・活用のために市と民間の出資で第三セクター(株)黒壁が「黒壁ガラス館」をオープンしました。まちの観光の目玉にもなっています。
(株)黒壁のコンセプトは「歴史性」・「文化芸術性」・「国際性」だそうです。
まちなみ全体にコンセプトが感じられました。
古い建物の中は、
服飾デザイナーの工房件お店でした。
この手前がお店スペースなのですが、写真を撮らせていただくのは遠慮しました。
素敵な一点物の洋服が販売されています。
近江上布という伝統的な麻織物で作られたスーツもあり、素敵でした。
伝統と文化、古い物と新しい物が融合しているお店でした。
空き店舗活用の一貫でここで店を始めたとデザイナーの方がおっしゃっていました。
市が町の観光案内のコンパニオンを募集しました。
コンパニオンの条件は55歳以上なのです。
それは、わが町 長浜市のコンパニオンには若い人はふさわしくないので55歳以上を条件としたそうです。
良いですねぇ〜。ユニークですね!!
そのコンパニオンから発生したのがプラチナプラザです。
シルバー世代だけれど、シルバーよりもっと固い金属のプラチナを目指してプラチナプラザと命名されたそうです。
プラチナプラザというのは55歳以上の男女で運営されている組織です。
いきいきと働いておられました。
おかず工房
リサイクル工房
野菜や花も販売していました。
撤退した大型店舗の跡は一区画四万円で店舗を出店できるシステムをつくり、子供たちの好きな駄菓子屋さんも入っており、繁盛していました。
こんな感じです。
茅ヶ崎にも大型店が閉まったままになっている場所があります。
エメロードです。
噂によると介護老人ホームが出来るらしいです。
もしそうなると、ますます客足がなくなり、近隣の商店にとっても影響は大きいと思います。
茅ヶ崎にもシャッターが閉まったままになっているお店が目立ってきました。
茅ヶ崎らしさを出したまちづくり、歩いて楽しい商店街作りは急務です。

0