中国産餃子事件については今後、中国人の調査員が調査をすると言うことで、どうしてこのようなことになったのか解明されるのでしょう。早く解明して欲しいです。。
この事件を通して知ったのが学校給食の問題。
給食で出来合いの冷凍食品を使っている事が見えてきました。
私が病院で管理栄養士をしていたのはもう20年前になります。
あのころは出来ている冷凍食品なんて全く使っていなかった。
市で確認したところ、現在は特に夏場などは冬より多めに出来合いの冷凍食品を使っているとのことでした。
ちょっとショックだなぁ〜。。。。。
学校給食の意義にも関わってくる事ですね。見直して欲しいです。
出来合いの冷凍食品を使うのは、
手間暇がかかる事よりもたぶん価格問題ではないでしょうか。
きっと輸入の冷凍食品の方が
地元の肉や魚、野菜を使って作るよりも安くできるのだと思います。
給食では決められた価格以内で材料調達をしなければならないのですから。。。
価格の問題は大きいのだと思いますが、
この現状には愕然としました。
栄養師会の勉強会などに行った時に
レトルトや冷凍食品の展示・試食コーナーが設けられていたことがありました。
鯛の姿煮・・・骨まで柔らかく薄味で煮付けられていたり・・・・
おいしさと価格に驚きました。
今は病院や介護施設などでもかなりの冷凍やレトルト食品が使われているのではないでしょうか?
生産者と消費者、作り手の顔の見える関係は知らないうちに夢のまた夢になりつつあります。
なんだか考えさせられます。
今回は事件ですが、
一般的に農薬を収穫後にもかけるのかについても聞かれます。
さて、
収穫後の食べ物に農薬をかける事はポストハーベストと言いますが、海外から来るほとんどの食べ物にかけられています。中国だけではありません。遠く運んでくる間、消費者の手に渡るまでの間、腐らないように、鮮度が落ちないように、虫が付かないようにです。
以前、サ○○○トのグレープフルーツ、包み紙にくるまれている頂き物を居間のテレビの上に置いて実験したことがあります。
どのくらい美味しそうな姿が保てたと思いますか。
なんと2年近く美味しそうに輝いていたのですよ。
半年あたりから不気味に感じました。
たぶんタンスに入れて防虫剤として使えるんじゃあないかな・・・。
今回の毒ギョーザは事件であり、今回とはレベルが違います。
被害にあった方はお気の毒です。
でもポストハーベストについては中国だけがポストハーベストを行っているのではないのですよ。
「日本向け特選」と言うラインでアメリカでもポストハーベストが行われています。
それと、
生協のことについても議論が高まっています。
私も生協に入っていますよ。
でも最近は生協が何でもありになってきていて、添加物がいっぱいの食品も置いてたりして・・・だんだんスーパーと変わらなくなってきた。
逆にスーパーの方がこだわりの物を置いていたりして・・・。
生協らしさがなくなっていると感じています。
生協らしさを強調、徹底した方が組合員は増えると思うのですが・・・。
食べ物のことを書き出すと止まらなくなるので、
この辺で。
地元の物を食べることはなによりも安全だし、田畑を守ることにもつながります。
日本の田園風景は美しいですよね。
日本の農村を守るためにも国産の食べ物を食べて欲しいです。
もう一つ、
消費者にはいくつか権利があって
1.知る権利
2.商品の安全が確保される権利
3.選ぶ権利
4.意見が反映される権利
5.消費者教育を受ける権利
です。
添加物のことポストハーベストのことなどみんなが知ることで、見てくれの良い添加物や薬まみれの商品より見てくれが悪くても安全な商品が売れるようになり、安全な商品がどこでも手にはいるようになりますよね。
そんな世の中になって欲しいと思います。
昨年出来た茅ヶ崎市消費生活センターの存在意義はますます大きくなっていると思います。
私も食べ物の勉強会をしようかと考えています。

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