本日より市議会定例会が始まります。
本日2番目の質問者として一般質問いたします。
原稿なしで質問できるとよいのですが、原稿を書きました。
この1問目の原稿は慣例で行政側に渡します。行政側の答弁は前もってはいただきません。2問目の質問は行政側の答弁を聞いてからその場でいたします。あらかじめ、回答を想定していくつか考えておくのですが・・・。
何度質問してもドキドキします。
よく、議会が臨場感がなく形式的になっていると言われます。
議会で議論できるように頑張ります。
以下、1問目の質問原稿です。
平成20年第3回定例会 一般質問
おはようございます。松島みき子です。
この夏は大変暑い夏でした。先月末には各地でゲリラ豪雨といわれる今までにない集中豪雨があり、日本各地で災害となりました。また、茅ケ崎では8月の中旬すぎに出るといわれていたクラゲが、今年は7月でもクラゲに刺される方が多く、本当に地球は温暖化していると実感しました。
また、最近の雨の降り方を見ているとまるで熱帯地方のスコールのようだとも感じます。今月には、ハリケーン 「グスタフ」が発生しハイチなどでは死者などの多くの被害も出しています。
防災対策の充実の必要性を今まで以上に感じています。
さて、市政に新しい風を吹きこむ茅ヶ崎クラブの一員として通告に従い一般質問いたします。
まず、
1. 21年度の予算編成について
(1) 茅ヶ崎市の現状と課題についてです。
茅ヶ崎市は人口が増え続けているが、歳入決算額はここ15年ほどあまり変わらず、この先も人口増はしても歳入総額の増加はあまり期待できない状況だと認識しています。
平成18年度の一人当たりの歳入総額は240244円でしたが、15年前の平成3年は約237922円とあまり変わらず、過去20年間の一人あたりの歳入決算額をグラフにしてみると変動はあるものの平成11年頃から一人当たりの額は減り続けている傾向がわかります。
一人あたりの歳入決算額は減ってきている中で、扶助費は右肩上がりで増加し、国民健康保険や下水道などへの繰り出し金は増加してきています。
今までは普通建設事業費を抑えているので何とか増加分を吸収できていますが、今後はかなり厳しい財政運営を迫られていると感じています。
市としては予算編成をするにあたっての茅ヶ崎の現状と課題についてはどのようにとらえているか、お答えください。
(2) 市民アンケートの結果はどのように活かされるのか。
今年2月に出された「茅ヶ崎市次期総合計画市民アンケート結果」はとても興味深いものでした。まちづくりの満足度、重要度を点数で集計してあります。最も重要度が高く、満足度の低いものは健全財政、少子化対策、環境問題、高齢者介護、安全対策でした。
そして目指すべき茅ヶ崎市の「将来像」については
「子育て・介護など、助け合いの心が浸透し、温かな触れ合いのある都市」が最も多く51.4%でした。これは対象者3,000人、回収率41.8%ですので、このアンケートが市民全員の意向であるとは思いませんが、多くの市民の願い、市政に対する要望を表していると思います。平成21年から始まる実施計画ですので当然予算編成に活かされると思いますが、このアンケートをどのように予算に反映するおつもりか、市長のお考えをお聞かせください。
2.公共施設・整備再編計画について
(1)本庁舎は建て替えではなく耐震補強・補修とすべきではないか。
本庁舎の建て替え計画が検討され始めた頃の日本の状況と現在の状況は劇的に変化していると感じています。ここ数年で建築資材やガソリンが高騰し、建設などの企業破たんが相次いでいます。また、今月も食料品、洗剤、電気製品、車までが相次いで値上げされます。はたして市役所建て替えに不可欠な民間資金の活用はできるのか、建築費は試算の金額で収まるかなどを考えると市役所本庁舎の建て替えは資金面だけでもかなり難しいと考えますがいかがお考えでしょうか。
(2)公共工事の入札、契約制度について
公共施設・整備再編計画に出されているように今後、老朽化した公共施設の建て替えや耐震補強・補修などの公共工事は増えてまいります。
そこでお尋ねいたします。
公共工事は、
@ 工事されたものが安全で良質で適正な価格である事
A 茅ヶ崎市の建設業界の産業振興になる事
この二つを同時にかなえるものでなくてはならないと思います。そのためには入札、契約制度の工夫が必要であると考えますが、市としてはどのような方策をお持ちでしょうか。

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