さわやかな日ですね。
昨日は市役所で
障がい福祉課と障がい児を持つ保護者の方との懇談会を持ちました。
自閉症等の発達障がいの子どもをもつ親の会
「ドーナツの会」に私も入っています。
月に一回の例会で福祉メニューの使い勝手の悪さなどお聞きするのですが、
自分が使っていないと
いまいちわからない・・・・切れ切れにお聞きするせいもあると思うのですが・・・。
そこで
担当課との懇談会を設定して
保護者の方々に市役所へいらしていただきました。
昨日は担当課の職員2人も女性。
私の友人も来てくれて、全員女性でした。

子どもを育てながらフルタイムで働いている。
しかし、子どもを預かってくれるのは1日7時間、月に23日まで。これではフルタイムで働けない。両親に助けてもらっているが、・・・・不安。

子どもは育っていくとだんだん手がかからなくなり楽になる。でも障がいのある子どもは今の状態がずっと続く。先も楽にならない。大変な今だけ頑張って・・・とはいかない。

母子家庭で生活している。8歳の障がいのある娘と本当は一緒に暮らしたい。でも、働きながら一緒に暮らしていける福祉環境は整っていない。やむを得ず施設に娘を入所させている。
施設に入所させるとすべての補助がカットされた。福祉メニューはすべて使えなくなり、母子家庭の手当もカットされた。
たまに自宅に連れて帰る。
連れて帰ると仕事は休まなくてはならないので収入は厳しくなる。
連れて帰っていても緊急時(近親者の葬儀など)や仕事に行かざるを得ないときもある。連れてはいけないのでヘルパーさんを頼む。しかし、福祉のメニューは使えないので、全額自費になる。ヘルパーさんに1時間1800円かかる。父が亡くなったときには5万円以上かかった。
娘を抱えてどう生きていけばよいのかわからなくなっている。
ときどき
娘と一緒に早く死んでくださいと社会に言われているような気分になる。

18歳まではまだまだこれでも恵まれていると感じる。その先はどうなるのだろうと不安。

担当課との懇談で見えてきたこと

福祉の現場は人手不足
新聞報道にもあるように茅ヶ崎でもやっぱり人手不足です。
障がいのある子どもを預かってくれる事業所か゛まずは少ない。
制度としては保育の延長は可能だが、人がいないためにできていないのが現状。人脈を利用して必死に探しいてるがなかなか適任者が見つからない。

看護師であっても経験のある看護師でないと務まらないのが実情。
病院であれば、他の看護師もいてわからないことはアドバイスがもらえたりするが、福祉現場では自分一人しかいなくて、自分で判断して行動することが要求されることが多い。ある程度、現場経験がないと難しい。

今後、私が行政とともに頑張ること

人脈を利用して福祉現場に携わってくれる人を探す。
(

退職された高校の養護の先生。お元気ですか?近々伺います!!

)

看護学校にも依頼しておく。病院だと夜勤もあるけれど、夜勤がないので将来の職場として考えてほしいと若い学生に伝える。

日中一時支援事業者を育てる。増やす努力をする。

移動介護のサービスを使いやすくする。今は制限がある。このサービスの使い勝手を良くするだけでもかなりの部分が解決できる。(日中一時支援と移動介護を一緒に使えるようにする等)

福祉サービスの一つであるガソリン券、タクシー券の使い勝手を良くして、必要な方が有効に使えるように見直す。
現在ガソリン券は障がい者自身が運転する場合に50ℓ/月支給されている。しかし、自分が運転できない場合は全く支給されていない。親が運転する時も認めて良いのでは・・・など検討が必要。
担当課の話では
福祉のサービスは一つ増やしたり、ちょっと変えたりするだけで
ぽーーーんと1億円

増えたりするそうです。
だから簡単にはいかない。
でも出来るところから早くやっていきたいです。
「娘と一緒に早く死んでください。」と社会に言われている気がする・・・
と聞いた言葉が胸に刺さります。

なにかお役に立つことがあれば・・・
と思ってくださった方、ぜひご連絡ください。
市立病院です。
病院の外にテントで発熱外来が設置されました!!
新しいビニールのにおいがします。
内部は待合椅子やペットが設置されていて、すぐに診療できるようになっています。

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