蒸し暑い日々が続いています。
かつては食べ物については、とにかく栄養のある物を・・・の時代がありました。
そして、今まではバランス良い食生活をすることに最も重点が置かれてきました。
気をつけなくてはならないことは、バランスよく食べる事の他は、食品添加物、農薬、遺伝子組み換え食品等でした。
しかし、3月11日以降は、放射能についても気をつけなくてはならなくなりました。
書店には放射能と食品に関する本がたくさん出ています。
私は管理栄養士ですが、放射能と食品についてはほとんど今まで知識はありません。
せいぜい、以下について気をつけるように学生時代に
習ったことぐらいです。
照射食品・・・韓国産のまつたけ(商品価値が下がらないように松茸のかさを開かなくするため)、ジャガイモ(芽が出ないように北海道の士幌農協で照射している)、中国産ニンニク(芽が出なくなる)・・・放射線を照射している。
しかし、福島原発事故によって多量の放射性物質が日本中にまき散らされました。
世界は一変してしまったと私は思っています。
いままで食品添加物や農薬についても気をつけてきたことさえも全て吹っ飛んでしまう事態だと思います。
そう思われている方が多いとも思います。
私たちはリスクを減らしながら生き抜いていかねばなりません。
そういう全てのことも含めて頑張ろう日本なのだと思います。
酢漬けは放射性物質をのぞくのに有効な方法だという報告があります。
夏にはピクルスがおすすめです。疲れて帰ってきてもすぐに食べることが出来ます。
<ピクルスの作り方>
松島みき子流ピクルス液は
米酢 カップ1
水 カップ2
砂糖 80g
塩 大さじ1
赤唐辛子、ローリエ、こしょうなどの香辛料を適宜、

野菜は大根、にんじんはスティック状に切り、きゅうりは3〜4等分ぐらいのぶつ切りにして、塩をまぶしてしばらくおきます。(冷蔵庫で一晩おくと良いようです)

湯をわかして塩をまぶしておいた野菜を30秒ぐらいゆでてざるにあげる。

ビンを熱湯消毒しておく。

ピクルス液をひと煮立てさせる。

ビンに野菜を詰める。手でつかまないようにかわいた菜ぱしなどで。

ピクルス液をビンにそそぐ。
こんな感じです。
冷蔵庫で保存しています。
とても便利です。お試し下さい。
7月31日にサザンビーチ茅ヶ崎で行われた津波避難訓練の様子です。
茅ヶ崎の消防の他、横浜市消防局、神奈川県警、海上自衛隊、サーフライフセービングクラブ、海水浴場事業協同組合など多くの方の参加で行われました。
黒岩知事、宮城県議会議長も出席され、いつもよりも大がかりでした。
宮城県議会議長からは
「全国の方に大変感謝していることとともに
津波はいつ来るかわからない。津波が来たら逃げるしかない。
防災意識を高めていただきたい。」とご挨拶がありました。
大変説得力がありました。
逃げるしかありません。
てんでんこ・・・てんでんばらばらに逃げる。津波の恐ろしさを感じました。
ヘリによる海上遭難者の救出はとても難しいと感じました。
時間がかかります。また、ヘリが近づくことで波がたちます。
海に落ちると言うことは助からないリスクが高いと言うことだと思いました。
水の季節。海難事故には遭わないようにお気を付け下さい。
料理教室のおさそい
「被災食にいかす調理の工夫」
日時 2011年9月10日(土曜日)
午後2時〜5時
会費 500円
講師 管理栄養士 松島みき子

かんぱんを砕いて缶詰のコーンやシーチキンを混ぜて・・・・等を実習します。9月5日までにご予約下さい。
mikiko@surf.ne.jp まで。


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