先日の市議会での最終討論です。
アップします。
平成24年第2回茅ヶ崎市議会定例会の議案につき茅ヶ崎クラブを代表して討論いたします。
まず、議案第43号の平成24年度一般会計補正予算(第1号)のうち債務負担行為補正の
浜見平地区複合施設賃借料です。
平成25年度から平成56年度まで限度額70億6724万円、そのうち一般財源からは60億5833万3千円という長期にわたり大きな財源を使う契約となります。この契約の中には30年間にわたる施設のフルメンテナンスも含まれてきます。期間限定で基本的には30年たったら更地にして戻さなくてはならないことを考えると、これだけの巨費を投じる以上、市民サービス向上はもちろんのこと、茅ヶ崎の活性化につなげなくてはならないと思います。適正価格での契約かつ、茅ヶ崎市の事業者や市民の雇用に関して配慮した事業となることを特に要望して賛成いたします。
また
、(仮称)柳島キャンプ場再整備事業3331万9千円については、今後年間約2000万円のランニングコストがかかることを考えるとこの施設を有効にしっかりと使っていかなくてはもったいないと思います。良い施設として出来上がっていますので、憩いの場、ふれあいの場、学習の場などとして多くの方に気持ちよく安全に使っていただけること、茅ヶ崎市の活性化にも役立つ方策なども盛りこみながら運営体制をしっかり整えていただくことを要望して賛成いたします。
議案第47号茅ヶ崎市市税条例の一部を改正する条例についてです。
東日本大震災からの復興に関し防災のための施策の確保に係る地方税の臨時特例に関する法律が制定されたことからの条例改正ですが、特に
平成26年度から平成35年度までの個人市民税の均等割りの税率が500円引き上げとなり、今まで3000円だったものが3500円になるということで多くの市民に直接の影響があります。税収の増額分は復興税とは別物で防災に限って使わなくてはならないものではないとのことですが、法律制定の趣旨から考えると増収分は、市民全体の防災強化に充てるべきであることを申し添えて賛成いたします。
議案第48号 工事請負契約の変更についてです。今回やむを得ない事情により護岸構造の一部の変更により工事の完了期間が平成24年10月31日から平成25年1月10日に延期されるとのことです。これ以上の護岸工事の完成時期の変更、また事業費の変更はないということを確認いたしましたので、早急に安全に工事が完了するよう留意して工事を進めていただくことを要望いたします。
議案第49号の5と6の市道路線の認定についてです。県道44号線の一部、いわゆる大山街道の一部が県から市へ移管され、市道として認定することについてです。大山街道は歴史のある道であり、生活道路であり、道幅は3.24メートルから19.05メートルまで様々な幅のある道です。この道は車ではなく人優先の道として歩いて楽しい、自転車でのサイクリングも楽しい、由緒ある歴史と文化が匂う道ととしてふさわしい市道として今後の整備を期待して賛成いたします。
議案第50号平成24年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第2号)の防災無線関係事業費756万円については徳洲会病院の建て替えに伴い防災無線拡声子局を新外来病棟へ移す事業費です。場合によっては本館建て替え後には再び本館屋上への移転が必要かもしれません。二重投資になるかもしれませんが、防災になくてはならないものであり、重要ですので本館建て替え後の聞こえ調査もしっかり行っていただくことも要望して賛成いたします。
以上すべての議案につき、賛成いたします。

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