昨日、日曜日の午前中から
「茅ヶ崎手をつなぐ育成会 新成人&成人を祝う会2007」が開かれました。
カメラを昨日はうっかり忘れて画像が載せられないのが残念です。
「茅ヶ崎手をつなぐ育成会」は、知的障害をもつ方たちが住みなれた地域で安心して暮らせるように活動をして、今年で50周年を迎えるそうです。
知的障害と言っても様々です。
どこまでが正常でどこからが知的障害なのか、線引きなんてありません。
でも少しだけ動作がゆっくりだったり、様々な理由で働く場所が見つからないのです。
アトラクションでは、フラダンス、若山超(わかやま たかし)くんのキーボードとギターのデュオの演奏もありました。
若山くんは、私が茅ヶ崎高校に勤めているときの教え子です。
授業の時の若山くんとキーボードの演奏の時とでは全く違います。
若山くんは全盲で手足にも障害があります。
でも、キーボード演奏はすごいですよ〜。
全て頭の中で楽譜を覚えるのですね。
そういえば、スティービーワンダーも全盲ですね。みんな、わたしもノリノリで楽しみました。
昨年の4月から施行された自立支援法。
今年度末の決算で細かい具体的な数字がわかります。
いちばん腹立たしいのは、働くためにお金がいることです。
障害者の方々の働く場である様々な場所では、働くために利用料がかかります。
1日約750円ほどだと思います。
そして、いただける賃金のほうがずっと安い方がほとんどです。
当事者の保護者の方から
「今までは頑張って休まないで行くと良いことがあるから、がんばって。」と励ましていたけれど、自立支援法になってから利用料がかかるようになって遅刻していくんだったら、利用料もかかるし・・・・お休みさせようかな。。。と、私自身、気持ちが続かなくなった。
と、言うことをお聞きしました。
働くためにお金がかかる。
20日間働くと約15000円ぐらいを払って交通費もかかります。いただける賃金は7000円にも満たないということをお聞きしました。「7000円もいただけるのだったら良い方です。」ともお聞きしました。
行政だけでなく企業人にもご協力いただきたいと思っています。
障害があっても地域で安心して暮らせるように、まずは知っていただきたいと思っています。

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