2019/8/29  2:01

俺、ウィンウィン二世!納骨雑感 その5。  

俺、ウィンウィン!

日本人って、とかく死者を美化しがちじゃないかな。
死んだ人を悪く言ってはいけないと思い込んでいる人って、多いんじゃないかな。
これは、死んだら全ての人が神になるという神道の教えから来ているものかもしれない。
死者の祟りを恐れるという日本独自の発想かもしれない。祟りって言葉は、外国語に訳するのは難しいんだよな。

うちのお母さん、自分の親を美化しないように気をつけているんだが、どうも親の良いことばかり思い出してしまいがちだと言ってるんだ。
うちのお母さん、自分の母親をかつては憎んで怒っていたけど、その感情を通り過ぎた後、恩讐の彼方に母親の良さだけが残ったのかもしれないな。

過去のことを良いものとばかりする人っているけど、それが悪感情を乗り越えた結果だったら構わないだろう。
だが、過去は良かったと言うことで現在目の前にあるものを否定する人もいるんだよな。
これって、世の中の変化についていけない人の自己正当化のようなものではないだろうか。

さて、うちのお母さん、自分の母親の納骨をすませた後、骨だけになった自分の母親を過去のものと捉えようとしている。
で、その過去の上に新たな自分の人生を築いていかなければいけないと考えている。
母親から伝えられた悪いものがあったらそれを手放し、改めていかなければいけないと考えている。
これが、過去を未来に生かすことではないだろうか。

アウシュヴィッツの骨も自分の母親の骨も、一つは同じことを語っているんだ。
死者を美化するよりも、死者から学ぶことが必要だと、俺達に語っているんじゃないかな。


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