2010/6/18

朽ちていった命  徒然

朽ちていった命ー被曝治療83日間の記録ー
NHK「東海村臨界事故」取材班
新潮文庫

 今の仕事柄、放射線安全管理やら生命倫理について考えることが多くなりました。以前、本書を読んだ時は興味本位だったのですが、また読み返すと色々考えされられます。
 本書は主に医療中心のドキュメンタリーで、安全対策についてなどは特に述べられていないのですが、安全対策を怠って事故が起きると最悪の事態ではこういうことになる。犠牲になるヒトはこんな経過で死んでいく。ということを知るのとただ「犠牲者2名」という文を読むのとでは意識が違ってくると思います。
 また、終末医療についても考えさせられます。ヒトの尊厳って何なのだろう?でも、自分が家族の立場だったら、生きていて欲しいと願うだろうし、でもあんな苦しみを長引かせて何になるのだろうかとも思うでしょう。「オレはモルモットじゃない」という言葉が胸に残ります。


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