2013/8/29

ハドリアヌス帝の回想  徒然



マルグリット・ユルスナール著 

ユルスナールの代表作。ローマのハドリアヌス帝の回想という形の一人称の小説。なんだかゆったりした気分で読み進みました。一気に読むというよりも、味わいながら読書の時間を楽しむ読書でした。面白かったです。

しかし、ローマ皇帝というのはスケールが大きい。愛人を亡くした哀しみのあまり、神殿や街を造ってしまうのだ。


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2013/8/13

ラサリーリョ・デ・トルメスの生涯  book

『ラサリーリョ・デ・トルメスの生涯』会田 由 訳 岩波文庫


「少年ラーサロが、悪知恵にたけた盲人や欲深坊主、貧乏なくせに気位は高い従士やいんちき免罪符売りと、次々に主人をわたり歩いてなめるさんざんな苦労の数々。」と表紙に書いてある通りといえばそういう物語。なんというか軽快で痛快な後味です。
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2013/8/9

the twisted sisters sock workbook  book

これは編み物関係の本。
the twisted sisters sock workbook


羊毛を染めて紡いで靴下を編むワークブックです。まさに私が必要にしていた本。
そうですよ、私は靴下用の糸を自分で作りたいから紡ぎを始めたんだったんだわ。別に修行をしているんじゃないんだわ、と思ったりして。楽しく紡いで編まないとね。
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2013/8/9

パウリーナの思い出に  book

編んだり紡いだりしてばかりいないで本も読んでいます。

『パウリーナの思い出に』アドルフォ・ビエイ=カサーレス著 高岡麻衣・野村竜仁訳 国書刊行会

カサーレスの短編は以前読んだアンソロジー『ラテンアメリカ怪談集』(河出文庫)で「大空の陰謀」を読んだことがあります。それが印象に残っていたので短編集が発売されたと聞いて購入しました。

硬質な感じの幻想小説というのでしょうか。ボルヘスが好きな人におすすめです。



これも読んでみたいなあ。

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2013/8/6

とどめの一撃  book

マルグリット・ユルスナール著  『とどめ一撃』
実をいうと以前に読んだことがあるはずなのですが、内容を全く忘れていて(と、いうより、内容を理解していなかったと思われる)、今回読み返してみて、改めてこういう小説だったのかと認識した次第。
時代背景がいまいち分からず、(史学専攻のくせに・・・・恥)人間関係とその人たちの所属する階級(立場)を飲み込むのに少し時間が必要でした。(だって日本史が専門だったんだもの)国家/民族/階級/宗教/思想が複雑に入り組んでいる地域(現在のラトヴィアのリガ近郊の僻村)が舞台です。感情で読む小説ではなく、頭で読む小説です。面白かったです。


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