2014/9/23

伝説  book



ついに買ってしまった。キリスト教の聖人伝です。意外と面白いです。
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2014/9/7

石蹴り遊び  book



コルタサル著

この小説は二通りの読み方があって、一つは最初から順に読んでいく方法。もう一つは作者の指定通りの順番に読んでいく方法。最初から順に読んでいく方法はかなり前に読んだのですが、もう一方の方法は上手く読めなくて、しばらく放置していたのですが、久しぶりに指定された順番に読んでおります。文庫本を2冊交互に読んでいく形になるので、電車の中ではとても読みにくいのですが、なるほど違う小説として読めることがわかり、なかなか面白い読書体験です。
電子書籍だったらもっと読み易いかもしれないなあ。
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2014/6/29

島とクジラと女をめぐる断片  book

アントニオ・タブッキ著 須賀敦子訳



ポルトガル沖の大西洋にあるアソーレス諸島を巡る紀行文のような掌編集。
紀行文のようなものもあれば、記録や創作もあって、不思議な余韻が残る作品。この余韻はチャトウィンの『パタゴニア』などの紀行文から感じるものと同質だけれども、ずっと詩的で幻想的。
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2014/6/21

タブッキは続く  book

タブッキブームはまだ続いています。
最近読んだのが『供述によるとペレイラは・・・』と『いつも手遅れ』。

『供述によるとペレイラは・・・』はタブッキの代表作と言われるだけあって、素晴らしい作品でした。タブッキにしてはストーリーラインがはっきりしていて、緊張感が次第に高まっていき、一気に読みました。

『いつも手遅れ』は書簡体小説ということで、すでに去ってしまった人への手紙の小説。どういう状況で分かれてしまったのかは分かるのもあれば分からないのもあって、残された者の未練や郷愁や愛情などが綴られている。男って身勝手ねえ、と言ってしまえばそれまでなのだけれども、そういうものかもね。





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2014/5/27

水平線  book

アントニオ・タブッキ 『遠い水平線』



 以前読んだ時はとてもわびしくてやるせない小説だと思った。でも、先日読み返したらそれどもわびしくもなく、そこはかとない可笑しみを感じた。どうして読み返したかというと、先日旅行した直島に水平線を扱った作品がいくつかあったからだと思う。そして、直島から海を眺めると、小島や船が視界に入り、水平線の存在感はそれほどない。瀬戸内海は人の気配がする賑やかな海だった。

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 前に読んだ時はどうして、さびしくわびしく感じたのか不思議に思った。私が老けて、この程度の寂しさを寂しいと感じなくなってしまったのか。



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