2019/4/15

(無題)  

玉枝さんの53回忌
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 今日4月15日は、母玉枝さんの53回忌。一栄さんが、いつものご飯より品数の多いお膳を仏壇に並べてくれ、お経を唱えてくれた。私たちが淡路に帰ってきてからというもの、一栄さんは 毎朝読経してくれる。その度に、『今年こそ彼女に習ってお経をあげられるようになろう』と思うのだが、この50年の間、実行したためしがない。
 玉枝さんが亡くなった日のことは、今もはっきり覚えている。4月15日の午前だった。大学の教室で授業を受けている時、事務室の人に呼び出された。『お家から電話があって、お母さんがよくなかったそうですよ。』母親が余命幾ばくも無いことは、正月休みで帰った時に親父から聞かされていた。覚悟はしていたものの、実際、第一報を受けた時は、ガーンと頭を殴られたようにショックだった。自然に涙が出てきて止まらなかった。玉枝さんは50歳になる年だった。
 母親がこのような年齢でなくなることは、家族に有形無形の大きな影響を与える。子ども一人ひとりは、その時の年齢に応じて、様々なかなしみを抱いて成長していくことになる。すでに結婚していた姉はさておき、弟、二人の妹は、さぞさびしい成長期を余儀なくされたに違いない。5人の子ども一人ひとりは、玉枝さんに恥ずかしくない生き方をしなければと、真面目に生きてきたことを長兄として誇りに思っている。
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