2019/5/2

(無題)  

名誉校長先生
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 実質的な学校創立者
 増渕興一先生は、ボストン日本人会はもちろん、アメリカの航空宇宙学会では有名な学者。現職のMIT教授でありながら、長年ボストン日本語学校の名誉校長を歴任してくれている。このレベルの学者になると、『名前だけ貸す』という御仁が多いが、彼は実質の名誉校長を務めていただいた。
 ボストン日本語学校の創立
 私が赴任した年は、学校創立24周年目で、2年目に盛大に25周年記念事業を行った。その25年前頃は、全米でも日本語学校がある地域はほとんどなかった。現在は100校以上が立派に運営されているが、異国で生活する子どもたちの語学力を心配した方たちが尽力して設立した私学の学校だった。ボストンの場合は増渕教授たちが中心になって、現地のハイスクールの校舎を毎週土曜日に借用して運営してきている。毎月最低一度は運営委員会が開催されるが、ご高齢にも拘わらず増渕教授は皆勤賞で毎回出席して経験に基づく貴重な意見を述べてくださった。
 ボストンにも在住者で『日本人会』という組織があって、中に『婦人部』があり、私たちがいる間は、教授の奥様の文子先生が ずっと婦人部長を歴任されていた。池坊のお華の師範でもあり、お弟子さんを教えておられた。
月ロケットの燃料タンクの権威者
 アメリカの月ロケットの最後の難問は、38万kM先の月面まで届くロケットの燃料タンクの接続がしっかりクリアできるか、だった。繋いでいるロケット同士が離れてしまうと宇宙の中で爆発してしまう。この燃料タンクの固定に成功したのが 日本人の増渕興一教授だった。
 難しいことはもちろんよく分からないが、彼の著書『世界に羽ばたけ!若者よ! MIT名誉教授のチャレンジ人生』で詳しく説明されている。
 ハーバード大学と共にアメリカでもトップレベルのMITに利根川教授共々二人も教授を送り込んでいる我が国の学問のレベルに誇りを持つ私たちである。
 増渕ご夫妻は この10年の間に高齢で他界された。
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