2019/7/31

(無題)  

家族の熱い想いに触れて
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〇ホームパーティに招かれて
 この2枚の写真は、私が赴任していたボストン日本語学校の最後の卒業式の頃に利根川教授の奥様真由美さんからいただいたもの。
 MITの利根川教授夫妻には3人の子どもさんがいて、上から『秀(ひで)』君、『英(はな)』さん、『知(さと)』君の3人。それぞれ高校部、中学部、小学部に通っていた。その年の日本語学校卒業式には利根川教授も来賓にお招きして、式の後、ツーショットを真由美さんに撮っていただいた。その年の秋、学校は 創立25周年記念イベントを大々的に行い、利根川教授に記念講演をしていただいた上に、3000ドルのご芳志をいただいた。
〇何十年ぶりかで筆を握って
 2002年2月22日、語呂がいい日、真由美奥様が利根川家のホームパーテイに私たち二人を招待してくださった。ボストンに隣接するニュートンという閑静は高級住宅地だ。
 パーティは、子どもたち3人で楽器の演奏をしてくださった。利根川教授から種々お祝いの品をいただいたのだが、一番感激したのが上の写真の色紙。真ん中に3人のお子さんの名前が書かれている。『主人は長いこと筆を握ったことないんですが、「毛筆の道具一式買ってきてくれ」と、何回も何回も練習したんですよ。』
 利根川ご夫妻の熱い心に私たちは感激したことでした。(以下、続き)
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2019/7/29

(無題)  

教室を飛び出して

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(桜蘭遺跡を行く)
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(桜蘭遺跡を西へ西へ)
クリックすると元のサイズで表示します (夜のシルクロード)
 もう20年以上も昔になろうか、NHKで平山郁夫画伯をテーマにしたドキュメンタリードラマを観た。テーマはシルクロードと仏教だったように思う。旅から帰ってアトリエで、シルクロードを旅するラクダに乗った隊商の一団を描いた大作がすごく印象的だった。その時から私は平山郁夫の為人と絵画が好きになった。
 そして、この度も、またNHKで彼の作品を放映していた。これまで知らなかったのだが、かれは東京芸大の学長まで務めたらしい。これは彼の著作『道 遥か』で知った。文章と絵画がマッチした彼の著作は私には合っているようだ。

 もう20年若ければ、井上靖の『敦煌』のように、私もシルクロードを旅するのに・・・。
 
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2019/7/28

(無題)  

平山郁夫の世界
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(卒業制作の作品)
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(広島生変図
3人姉妹を卒業制作
平山画伯は、東京美術学校(東京芸術大学美術学部を卒業したが、卒業制作は実の妹たちを実家の庭に立たせてデッサンをした。一番上の妹が黒い猫をを両手で抱き、左右に下の妹が並んで立つという単純な構図だ。三人とも素足で下駄やつっかけをはいている。島(生口島)の娘らしく、健康で飾り気のない姿が描かれている。この卒業制作は二席だった。ちなみに主席となったのは、後に結婚して妻となった松山美知子の『坐像』。
頼りになる人
 卒業制作で次席と主席がった平山と美智子は、教室の教授の前田青屯教授の指名で共に副手となって教室の運営に携わった。結婚した二人だったが、副手は無給。彼女は平山と家庭を支えるべく高校の美術教師をして平山を支えた。平山以上に芯の強い、しっかり者だった。結婚するやほどなく副手をやめ、内助の功に徹する。
原爆投下を目の当たりに見る!
 昭和21年8月6日、彼は修道中学の2年生で、被爆した。午前8時15分頃、B29から白い物が落下傘といっしょに落ちてくるのを友達といっしょに見た。慌てて防空壕に飛び込むと同時に今まで経験したことのない閃光と大音響をきいた・・・・。3枚目の写真は、正にあのピカドンを直接体験した人の生の呻き声が画面いっぱいに伝わってくる。

 その当時の模様を克明に描いている・・・。再現するのも忍びなく、『道遙か』を読んでいただきたい。

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2019/7/27

(無題)  

平山郁夫の世界
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(桜蘭遺跡を行く)
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エジプトの少女(王家の谷 ルクソール)
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(仏教伝来)
 今日の写真は、『平山郁夫の世界』と『自伝画文集』の2冊から収録した。昨日も『仏教伝来』を掲載したが、この作品は彼の全作品の画期を成す作品だと思える。白馬に乗ってシルクロードを超える三蔵玄奘の姿が平山郁夫の晩年のシルクロードを志向する人間として、画家としての姿勢を示しているように思える。
 自伝画文集『道遙か』で書かれているが、彼は旧制中学生の時の8月6日朝8時15分に体験した原爆投下の模様を克明に記述している。B29から白い物が出てきて、落下傘といっしょに落ちてきた。友達が『おかしいぞ』との呼びかけにそこらに居た者は防空壕に飛び込んだ。それと全く時を同じくして、凄まじい閃光と大音響が鳴り響いた。
  ※続きは また明日書き続けます。
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2019/7/26

(無題)  

しばらく平山画伯の勉強を
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(奥さん共々院展に入選した時の作品)
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(シルクロードを旅するラクダの絵が多い)
久しぶりに真野響子さんを観て
一年前位に録画しておいた『昭和偉人伝 平山郁夫』を観て感銘を受けた。一年前の感慨がまだ色褪せていない。俳優の榎木孝明さん、真野響子さんも賛助出演している。真野さんは平山画伯と長く親交があるということで、納得出来る人選だ。
 この際、平山郁夫の為人、作品を勉強しようと、図書館の釣島さんにお願いして4冊借りてきた。『自伝画文集「道遙か」』はじめ4冊。4冊とも読み易い。以前にもテレビで1時間もののドキュメントを観たが、とても印象に残っている。作品もさることながら、人物がいい。これからしばらくは平山画伯の勉強をしていきたい。
画家の道を断念して・・・
 奥さんの三千子さんは、平山氏と一緒に院展に入選しながら親戚の大御所の説得で絵の道をきっぱり絶ち、子育てと夫の支援に徹して、高校の美術科の講師をしながら家計を支えた。読んでみなければ分からないが、三千子さんの生き方も大いに関心がある。
 4冊、平山画伯の書籍が書斎の卓上に増えた。毎晩の楽しみとしよう。
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