2019/9/3

(無題)  

一栄さんのバッグの中
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(庭の花壇に咲いたきれいな花〜名前分からず
 最近の一栄さんのバッグの中は、いつも古書が一冊か二冊入っている。若い頃に読んだ本を再読しているんだという。やはり小説が多い。私が知らない若い女性の小説が多い。私は圧倒的に
評論が多く、ほとんど男性である。

『日記の題材にするのに 何か面白い本ないかなあ』と水を向けると、紹介してくれたのが『ああ、腹立つ』というタイトルの文庫本。様々な分野の文筆家が、一人一編ずつ短文を寄せている。

 一栄さんが紹介してくれたのが『それって教育なの?』と題した文章。マンガ・コラムニストの夏目房之介という御仁が書いている。憶測だが、この人漱石の曾孫じゃないか?何に腹を立てているかというと、教科書出版社から『教科書に「坊ちゃん」をのせるのですが、文中の『女中』が、差別表現の問題になるので、ほかの言葉にかえたい。ご了解願いたいのですが』というようなことだった。バカを言っちゃいけない。歴史的に成立した文学作品を、作者以外が勝手に言葉をなおし、それを子どもに教えようというのだろうか。どう考えたって それが「教育的」とは思えない。『やるんだったら、言葉はそのままのせて、現在は差別表現としてこういう問題があると注釈するのが本当じゃないんですか?』・・・・
 こういったレベルの文明批評のオンパレードが楽しい。


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