2011/9/19

敬老の日に  議会報告

 敬老の日に

 (1)敬老会 南淡会場で

 総務省発表によると、 国全体の65歳以上の高齢者が2980万人(昨年より24万人増)、100歳以上の方が47546人とか。 超高齢社会がますます進展している。
 
 わが南あわじ市では、 70歳以上の方が11150人、 80歳以上も1907名いらっしゃる。 また、 65歳以上の高齢化率では27.6%に達し、 今日の式典には4会場で計1713名が参加されているという。

 この「1713名」の数字で気になるのが、 旧南淡地区の参加者が710名、 残り3地区の合計が1003名。 参加比率にかやぶりはないか?

 市内の最高齢者は、 103歳の方。 100歳以上も6名もいらっしゃる。

 金婚式をむかえられるご夫婦は23組。

(2)介護の時代に

 今日の式典のメインの一つは、 上の『金婚夫婦表彰』。 全国のどの自治体もやっているし、 別に反対するわけでもないのだが、 この式典に参加するたびに、 何かが欠けているような気がしてきた。

 結婚50年。 山あり谷ありの人生、 夫婦そろって5年を迎えられたことはおめでたいことだし、 お祝いをしてあげたい。

 このようなラッキーな、 幸せなご夫妻たちの一方で、 彼らと同年輩の、 何人もの人たちの顔も私の脳裏を横切る。

 先日の新聞にも、 県内のある町長さんが任期半ばで辞職すると報道されていた。 脳梗塞で倒れた奥様を介護するためだという。

 私の知人にも、 もう長いこと連れ合いの介護を懸命にされている方々がいる。 実に尊いお姿だ。

 『敬老の日』 すなわち 『老人を敬う日』ならば、 敬い方にはいろいろあっていいのではないか? 長寿や金婚等ラッキーな方々をお祝いするだけでなく、 老老介護に長年頑張り、 地域のだれもが認めるような方を労ったり、 長年、 地道に社会貢献・地域貢献されてきた方とか(自治会長や老人会長等にすぐに目が行くが、 そうではなく)を労うような『敬老会』をも考えてほしいものだ、 とも思う。

(3)群れない 慣れない 頼らない 生き方

 朝8時台のNHKで、 日本画家の堀文子さんと作家の戸井十月さんの対談が面白かった。

 堀 文子さんは大正7年生まれの93歳。 女学校を卒業して美術専門学校で日本画を学ぶ。 外交官の夫と結婚するも、 43歳の時死別。 それから3年間、 外国へ行って暮らした後、 本格的に日本画を描き始める。

 彼女のモットーは 『群れない 慣れない 頼らない』。 我が国の画壇には様々なグループがあるが、 彼女はそれらのグループには属したことがなく、 独立独歩の生き方を貫いてきたんだという。

 81歳の時、 ヒマラヤ山系に咲く『幻のブルーポピイ』を描きたくて、 現地の山へ行って、 その花の前で写生したという行動派でもある。

 『風景は 思想だ。』
 『ぺんぺん草でいい。 ほんとのぺんぺん草でありたい。』
 『息の絶えるまで 感動していたい。』

 彼女は詩人でもあるようだ。 彼女の語る言葉は私の乾いた心に浸み込んでくる。 何冊かの随想集なのか詩集なのか知らないが著作もある。

 一月ほど前にテレビで観たやなせたかしさんも、 たしか93歳。 改めて『93歳というのは冴えてるんだな。』と堀 文子さんの話ぶりを拝聴しながら感銘を受けた私だ。

 早速南淡図書館へ電話して、 彼女の本を検索していただいた。 一冊あった。 敬老の日の朝、 清々しい対談を聞かせていただき、 93歳の画家から生きる勇気をいただいた気がしています。
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