2005/10/30
ゆみこ先生 百姓日記
我村の美和中学校には茶園があります。
管理はほとんど農家まかせでちょっと考え物の茶園です。
春になると茶摘体験をします。地元の手揉み保存会の会員がホイロを持っていって手揉み体験もします。残りの新芽は、地元のお茶工場で製茶してもらいます。そのお茶を使ってお茶会を年に5回ほど行います。
お茶碗も地元「美和焼き」の窯元へ出向いて焼き、茶たくも自分のを作ります。総
3年生主催の1年生をお招きする「歓迎の茶会」から始まり各学年年に1回〜2回行います。お客様は、PTAだったり、職場体験をさせていただいた方だったり地元密着型です。
さてお茶会の亭主指導ももちろん地元の住人。かあさんもそのお仲間に入れてもらっています。
写真は、ゆみこ先生と生徒達。実はゆみこ先生、この日が呈茶指導デビューでした。みんなの心配をよそに堂々とした先生ぶり。きっとこれから活躍してくれると思います。本番は、11月10日。学校の庭でおこなわれるので温かくていいお天気になる事を願います。


2005/10/24
リベンジ? 百姓日記
先日静7132の立派な葉っぱを持参したの方々がリベンジにきました。
今度は農林事務所やら農協さんやらのご協力の下、大人数で手摘みをしたかわいらしい葉っぱでした。
日干萎凋、室内萎凋までしてきて夕方我が家に到着。
ちゃんと萎凋のためのざるごと持ってきて前回とは気合の入れ方が違います。
ふむふむ・・・・
ちょっと萎凋の際、葉温が上がりすぎた感じのにおいでしたがさすが7132いいかんじに出来上がりました。
写真は、おまけに持ってきたやまかいを手炒り釜にて釜炒り茶にしている様子です。
前回より自信ありげに写っています。
腕組みをしながら後ろに写っている監督は、本日の葉っぱの茶園の主です。
この手炒り釜少ない葉っぱでもできるので結構便利です。
形状も大型ながらいいかんじに仕上がります。


2005/10/12
Z1とおくみどり 百姓日記
ひさしぶりの晴天♪
知り合いの方に釜炒り茶の製造を頼まれていました。
ついでに我が家のおくみどりも作る事にしました。
持ってきたのは、Z1。
お〜、はじめての品種。
どんな感じのお茶なのかな・・・?
あまりいいかんじの萎凋ではなかったのですが、殺青し始めるといい香りがしてきました。柔念にかけてもう一度お釜に入れてしばらくすると
すんごく甘い香りがしてきました。
Z1 これもなかなか実力のある品種のようです。
さて我が家のおくみどり。
昨年の世界お茶まつりの試飲会場で釜炒り茶の本場の台湾のお茶屋さんからお墨付きをいただいた品種です。
午前中に3人で手摘みをして正午から1時間3回ほど撹拌をして日干萎凋。う〜ん、甘い香り♪
その後室内萎凋に移して我々は、手摘みをした茶園の整枝作業をして夕方から作りました。
写真は、おくみどりの新芽。とってもきれいですぅ〜。
時間の関係で一部しか摘まなかったのがもったいない〜。
大きめに1芯3葉から4葉くらいで摘みました。

室内萎凋が終わりお釜に入れる直前の新芽。
しんなり具合がいい感じです。

もちろんできたてを試飲しました。
爽快感がある甘い香り。殺青もきちんとできているので味もGOOD。
もう一度火をきちんと入れて時間がたって火香が消えるその時が楽しみです♪♪♪

2005/10/7
引越し&深刈りその後 百姓日記
今年の6月に書いたクレーンを使った家の引越しを覚えているでしょうか?
あの丸裸にむかれて、はりと柱だけになっていた家が大変立派な家になりました。もちろん家主さんたちもすでに住んでいます。
一緒に写っていた深刈り茶園も立派に成長しました。
もうすぐ整枝作業をするのでその前に記念撮影。
枝数も確保でき葉っぱも大きく順調に育っています。
来年の一番茶が楽しみです。
↓こちらに引越しと深刈り直後の様子があります。
http://green.ap.teacup.com/applet/moriuchi/200506/archive
豪邸と今の茶園の様子

