2007/7/24

ご無沙汰してすみません  雑感

7月も後半になりますが、このところすっかりブログの更新をしそびれてしまいました。
台風4号の予想を上回る被害や新潟県中越沖地震、モラルという信頼を揺るがす企業の不祥事や凄惨な事件のニュースの中で、日々いろいろなことを感じますが、なかなか的確な言葉にすることが出来ずにいます。

個人的には、最近また水泳をはじめたこと、そして9月のリサイタルで歌うリートの
日本語訳にとりかかりはじめました。

ブラームスの「四つの厳粛な歌」は、その最後の歌曲ですが、演奏者としてやはり
自分で訳したいと思うし、また演奏する際には字幕を出した方がよいのか・などと
考えたりしています。
この曲は旧約聖書の伝道の書の中の‘空の空 一切は空である“にはじまり、
最後には“最も大いなるものは‘Liebe’(愛)である。で終わるのですが、
クリスチャンでない私が、現代において、この作品を今、なぜ自分が歌おうと
しているのか、演奏者としての魂は生きているか、雲っていないか、
そしてブラームスは何を語ろうとしているのか、そんな自問自答をしています。

7月1日には、館林第九合唱団シャトルコンサートが無事に終わりました。
今年選んだ曲は、まどみちおさん作詩、木下牧子さん作曲の 混声合唱曲集「うたよ!」
など。
特に「うたよ!」は、 歌うことの意味、根源にあるものについて、素直に思い
出させてくれる曲です。私は香川のきらきらと輝く瀬戸内海と讃岐平野に育まれ
て少年時代を過ごしましたが、縁あってご一緒することになった館林にも、美しい水と緑
があり、なぜか偶然、多々良沼という場所まであるそうです。
そして有志の方々環境改善へのたゆまぬ努力で、一時は消えてしまった沢山の植物が、また多々良沼で花を咲かせるようになったと聞きました。
人間にはまだそうした力が残っている。そして歌にも。そんなことを考えていました。

歌よ
大むかしの 水に
しぜんに生き物たちが生まれでたように
生き物たちの いのちに
しぜんに ゆめが 生まれでて
ゆめには
しぜんに ことばが 生まれでて
その うれしさの あまり
かなしさの あまり
とある日に ことばから
しぜんに うたが 生まれでたのか
思いださせてくれないか
だれも わすれた
その はじめの日のことを・
うたよ!
サナギから 生まれでた
チョウチョウのように
まぶしい しぜんよ!
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