2008/1/30

立春が近づいてきましたがまだ寒い日が続きます  公演情報

たまにはブログを更新してくださいといろいろな方に言われながら、なかなか出来ずにおりました。怪しいリンクを貼られていることなども全く気づかず、ご指摘頂きやっと削除した次第です。
どうも1月から2月にかけてというのは、毎年大学の方の仕事が立て込んで、なかなかまとまった時間を作ることが出来ません。書類を抱えてつい夜更かしとなり、気が付くと朝になっていたりすることもしばしばです。
この写真は、私が1996年に、ワーグナー『ワルキューレ』のヴォータンを歌った時の舞台写真で、長らく日本のオペラの舞台を見守り続けてきた日本写真家協会の鍔山英次さんが撮ってくださいました。自分の写真をブログに載せるのはどうかと思いますが写真を頂いたので載せておきます。演奏中の舞台姿は自分では見ることが出来ないので記念になります。

2008年2月には東京二期会でまた『ワルキューレ』を久しぶりに演目にかけることになり、今回私はプロダクションに関わっていますが、日々稽古の真っ最中です。今回はワーグナーの作品を知り尽くし、人間的にも本当に敬愛すべきお人柄の巨匠、飯守泰次郎さんが指揮してくださることも嬉しいですが、初来日となるジョエル・ローウェルスさんの演出にも大変期待しています。もちろん難曲に挑む歌手たちにも!ジョエルさんは演出家としては若手かもしれませんがもう20年オペラに関わり、優れた感性とそれを現実に創出する力を併せ持っています。『ニュルンベルクのマイスタージンガー』の上演の際に二期会と提携したベルギーのモネ劇場で7年間演出助手をし、その後、パリオペラ座やヨーロッパの劇場で多くのプロダクションを創ってきた信頼できる逸材です。
きっといいものができることでしょう。

さて、オペラの舞台の照明の中でもワーグナーの《指環》の場合、過去には特に舞台が暗く、陰影で見せるような暗い舞台が多かったので、カメラマンの方々はとても大変だったと思います。しかも最近のようにデジタル撮影ではなかったので、ゲネラル・プローヴェのまだ照明も完全でない総稽古の際に撮影し、何百枚もの撮影を終えて一枚一枚のフィルムを現像し紙焼きにする大変な作業を、毎回おそらく徹夜で行って公演日に間に合わせるという大変な作業をなさってくだっていたのでした。
最近はデジタルカメラの普及もあって、写真が手軽になりましたが、作家というよりは記録のような撮影も増えている中で、ご自身の職業へのこだわりとコンセプトやテーマを持って、作品としての舞台写真を撮り続けるカメラマンの方たちが居ることに、何かほっとする気持ちがしています。
鍔山さんは、皇居のお堀端で全国に名をとどろかせたカルガモを最初に撮影した方でもあり、日本のまた世界の野川を生き生きと撮り続けている写真家です。ほかにもやはりデジタルカメラは使わずに世界のマエストロたちの演奏の瞬間を撮り続けている木下晃さんなど、「いい仕事をなさっているなぁ」と感心させられるカメラマンの方々がいらっしゃることを嬉しく思います。

私自身はといえば、藝大120周年記念事業の一環の中で、2月21日に藝大奏楽堂で小林研一郎さんの指揮でハイドン「四季」のバスのパートを歌います。
20日の旧奏楽堂でのコンサートが売り切れて追加公演するものです。
アンコールには〈荒城の月〉を歌う予定です。
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2008/1/1

謹賀新年  迎春

謹賀新年
今年が皆様にとってよりよき一年でありますように 迪夫
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