2008/8/20

木曜コンサート  音楽

明日は上野の歴史ある旧東京音楽学校奏楽堂で、東京藝大生による木曜コンサート(229)を開催します。
才能溢れる若い歌手たちのエネルギー溢れる演奏をぜひ一度お聴きになってみてください。
私は指揮と解説を致します。

08年8月21日(木)開演:午後2時  
一 般 300円    小・中学生 100円
〒110-0007 台東区上野公園8番43号
旧奏楽堂 TEL (03)3824-1988

プログラム
◇G. B. Pergolesi:Stabat Mater G.B.ペルゴレージ作曲《スターバトマーテル》より
1. Stabat mater dolorosa 悲しみの聖母はたたずみ
5. Quis est homo 涙をこぼさないものがあるだろうか
8. Fac, ut ardeat cor meum 私の心を燃やしてください
9. Sancta mater, istud agas 聖なる母よ、どうかお願いします
11. Inflammatus et accensus 地獄の火と炎からお守り下さい
12. Quando corpus morietur 肉体が滅びる時には

◇J. S. Bach Kantaten J.S.バッハ作曲 カンタータより
Nr.78《Jesu, der du meine Seele》第78番《イエスよ、汝は我が魂を》
2. Duett〈Wir eilen mit schwachen〉第2曲二重唱〈私たちは急ぎ行きます〉
Nr.162《Ach! ich sehe, itzt, da ich zur Hochzeit gehe》
第162番《ああ!私には見えます、今、婚礼に行く時に》
5.Duett〈In meinem Gott bin ich erfreut!〉
第5曲二重唱〈私の神において、私は喜んでいます!〉

◇J. S. Bach《Messe in h-moll》BWV232 J.S.バッハ《ロ短調ミサ曲》より
Christe eleison キリストよ、憐れみたまえ
Et in unum Dominum Jesum Christum 唯一の神、イエスキリストを

◇J. S. Bach《Weihnachts-Oratorium》BWV248 
J.S.バッハ作曲《クリスマスオラトリオ》より
Nr.29 Arie Duett〈Herr, dein Mitleid, dein Erbarmen〉
第29曲二重唱アリア〈主よ、あなたの思いやり、あなたの憐れみは〉

◇W. A. Mozart《Requiem》KV.626 W.A.モーツァルト作曲《レクイエム》より
Tuba mirum spargens sonum 不思議なラッパが
Recordare 思い起こし給え
Benedictus ほむべきかな

◇F. Mendelssohn《Elias》op.70 F.メンデルスゾーン作曲《エリヤ》より
41.Quartett〈Wohlan, alle die ihr durstig seid〉第41曲四重唱〈さあ、渇きをおぼえるものは皆〉

Sop.松原典子 村元彩夏 植木千明 .天野聡絵 鶴泉詩穂 奥田昌世 小林沙羅 朴瑛実
西村有希子 熊田彩乃 橘田有美 立川清子 植木千明 高原亜希子
Alt.布施奈緒子 渡辺智美 勝見巴 渡辺有夏 山田文子 梁取里 渡辺智美 渡辺有夏   山田文子 勝見巴  counterTenor.上杉清仁
Ten.藤井雄介 浦田悠来  Bass.須山智文 新見準平
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2008/8/14

朝比奈《リング》  音楽

アントニオさん、朝比奈《リング》へのコメントありがとうございます。

ドイツから帰国した若かりし日の朝比奈隆先生との出会いや小澤征爾さんとの『ヴォツェック』は思い出深い演奏でした。ハーゲン役はその後オペラの舞台で演じることはなかったのですが、悪役や現実とかけ離れた役を演じるというのは実は面白い。こんな風にしたら、あんな風にしたらと思いますね。10月15日の紀尾井ホール「声楽家のあとりえ」バス&バリトンの世界では、『Otello』からヤーゴの悪魔への信条『クレード』と夢語りEra la notte, Cassio dormia も歌う予定です。ドラマの鍵を握りオテロを潔白な妻デズデモーナへの不信へと駆り立て破滅させるヤーゴという男、バリトンにとっては魅力的なやってみたい役の一つです。

朝比奈は《リング》、今から考えても、素晴らしい芸術的成果であり偉大な記録だと思います。朝比奈先生が毎回のリハーサル後に歌や演奏をチェックし、次のリハーサルの冒頭にはそれぞれの問題点が書かれた小さな紙を「キミはこれ、キミはこれ」と配ったり、歌手の楽譜に貼り付けていた光景を思い出します。実は『ジークフリート』から『神々の黄昏』にかけて体調が思わしくなく、皆が「このまま完成を見ずに終わってしまうんじゃないか」とさえ心配したほどでした。ところが歌手たちや新日本フィルの楽員の皆が「それならわれわれが、おやじさんを助けようじゃないか。おやじさんのやりたい音楽を実現しようじゃないか」と団結して、最後の上演までこぎ着けた。それは先生の人徳であり、私たちの気持ちを的確に表現するなら「敬愛」という言葉しか思い浮かびません。私はまだキャリアが浅い頃でしたけれど、求心力のある指揮者の存在感とはこういうものかと、深く感銘を受けました。
朝比奈先生の音楽の本質を語るとき、リハーサル中にしきりに「音をしっかりと出しなさい」とおっしゃっていたことは、その後の演奏の中でも大切なヒントになりました。たとえばsotto voce(ささやくように)という指定であっても「ゆったりとたっぷりと歌いなさい。せこせこしなさるな。音楽が小さくなってしまう」とおっしゃいましたし、ビアノ(弱音)であっても豊かなソノリティを失ってはいけない。先生の雄渾で男気のある音楽は、そういった音の作りあげ方に秘密があると思います。この《リング》には最初から最後まで先生の芸術が詰っているといえるでしょうね。
 実は終わった後も3年に一度くらい、朝比奈先生から「あのときの同窓会をしようじゃないか」と招集がかかり、何度か集まったことがありました。でもそれは単なる同窓かではなく、先生はあのメンバーでもう一度《リング》をやりたかったのかもしれません。そのために「こいつはまだ元気で歌えるかな」とチェックされていたんじゃないかな、と懐かしく思い出しています。
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2008/8/11

近況  日記

皆さん、いつもいろいろとコメントやメールをありがとうございます。
まだ残暑の日々ですが、よい夏をお過ごしでしょうか。

8月28日(木)の松尾洋さんメモリアルコンサートでは、私は「カルメン」の闘牛士の歌を歌う予定です。出演者たちは松尾さんを偲び、それぞれ思い入れのあるアリアや重唱を心を込めて歌いますが、楽しい一夜にできればと思っています。

http://members.ld.infoseek.co.jp/operaproduce/ 東京オペラ・プロデュース
http://www.music.co.jp/classicnews/c-news/ クラシックニュース
東京二期会「オネーギン」の稽古場・芸能花伝舎では熱心な稽古が連日行われています。かつて二期会は、ショスタコーヴィッチの「カテリーナ・イズマイロヴァ」(1973年上演)ムソグルスキーの「ボリス・ゴドゥノフ」(1976年上演)等のロシア・オペラを上演する際には日本語による訳詞上演でした。
ロシア語発音指導には東京藝術大学の言語音声トレーニングセンター講師として長年にわたって声楽科学生のロシア語歌唱指導にあたって来られた山下健二先生をお迎えし、歌手だけでなく副指揮やコレぺティートルの方々にも事前に発音指導を仰ぎました。そのご指導の成果は、この稽古場での歌唱にも着実に現れています。
コンヴィチュニー氏も素晴らしい成果を収めた06年「皇帝ティトの慈悲」に続く、二度目の日本人歌手たちとの新たな出会いに、とめどもない創作意欲を燃やしています。
チャイコフスキーの「オネーギン」は琴線にふれる音楽もさることながら、ストーリー展開も単なるメロドラマではない様々なドラマが伏線としてあり、「ティト」同様、コンヴィチュニー演出の手腕がますます冴えるものになることでしょう。期待しています。

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Peter Konwitschny
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P.コンヴィチュニー演出によるブラティスラヴァ(スロヴァキア国立劇場)『エフゲニー・オネーギン』

「エフゲニー・オネーギン」
管弦楽:東京交響楽団 於:東京文化会館・大ホール
2008年9月12日(金)18:30、13日(土)14:00、14日(日)14:00、15日(月・祝)14:00
http://www.nikikai.net/lineup/onegin/index.html
東京二期会
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2008/8/6

東京に帰ってきました  日記

東京に帰って来ました。青空コンサートは雨天コンサートになって仕舞ったのは少し残念でしたが、帰りの日午前中は正に青空いっぱい。
その青空の元、チャーターバスで雫石近郊の網張温泉に一時間以上入れたし、小岩井農場まきば園で食事や散策も出来て学生達も、本番を無事に終えた達成感を味わいながらの小バス旅行でした。

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2008/8/2

こちらは涼しいですよ  旅行

岩手県雫石町に合宿に来ています。
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