2010/4/25
チューリップ 日記
暖かくなり、チューリップがこんなふうに咲きました。
白 桃色 薄紫とほかの花たちと一緒に元気に育っていて
春の息吹を感じさせます。
11
白 桃色 薄紫とほかの花たちと一緒に元気に育っていて
春の息吹を感じさせます。


2010/4/10
4月8日 雅叙園にて 文化・芸術


森ミドリさんと
今は亡き黒川紀章さんのお誕生日4月8日にその歌曲を演奏するという大切な宵。
懇親会の前の演奏会場「華しずか」の間に並べられた椅子にもぎっしりのお客様で
気持ちを籠めて演奏させて頂きました。
生前には7曲しか間に合わなかったという森ミドリさんの曲が完成し、2010年1月1日に12曲の完成した楽譜となりました。
メルロポンティの両義性やコペルニクス的転換、ガリレオ・ガリレイの地動説など、目に見えない思想が世界を変えることを語り、
Small is beautiful にはじまる、ハリウッドの狂気 都市や人間のエゴによる自然破壊に警鐘を鳴らすかのような8曲目には建築界の巨匠のエコロジカルな視点が感じられます。
平面ではなく天へと続く円錐形の建物はそうした思想の表現でもあるのでしょう。
君は愛に遭遇したか
彗星のように 君の身体を貫通していった 愛に遭遇したのかにはじまる10曲目
12曲目
―水平線― 青年たちよ 君たちは夢を見ているか
水平線の彼方に…を歌っていると、会場の皆さんがそれぞれの夢に
想いを馳せるかのように大きくうなずいている様が印象的でした。
そのみずみずしい感性の豊かな歌曲がたくさんの皆様に歌い継がれてゆくことを
願っています。
http://morimidori.at.webry.info/



タグ: 音楽
2010/4/4
アドニスから手紙が来た 文化・芸術
この週末はお花見を楽しんだ方も多かったのではないでしょうか。
今日はイースターでもあったのですね。
桜は満開もいいですが、桜の蕾がふくらみ、花が咲き、風に舞い、花が散りつくし、赤い桜しべが降り落ちて青空に葉桜の新緑が眩しくなってゆく移り変わりに風情を感じます。

藝大時代の同級生でもある作曲家の森ミドリさんが、建築家の黒川紀章さんと親しかったそうで2007年に亡くなる前に黒川さんの詩集「アドニスから手紙が来た」に作曲してほしいと頼まれたそうです。その楽譜が今年カワイ出版から発売となり、8日に記念演奏会が開かれるということで、私がその歌曲を歌うことになりました。
とても心に残る詩と緑のそよ風を感じさせるようなすてきな曲です。
ジャズのような雰囲気もありつつ、黒川紀章という芸術家のヴィジョンを率直な詩にするとこんな風になるのかと、新鮮な驚きを感じています。
すべての芸術に繋がるような詩=歌。そこには黒川さんが愛した天空へと続く円錐形へと繋がるシンプルな哲学が息づいているのでしょう。
なにか武満徹さんの歌にも似た精神がそこに見えてくるうようでした。
建物を四角い二次元で捉えるのでrなく流線型や円錐を多用することでその多面性を追求した黒川さんの建造物には国立新美術館や愛媛県総合科学博物館などがありますが、
近代建築の機能的であることの追及による精神の不自由から都市や人間を解放したいという試みだったのではないでしょうか。
黒川さんの詩にはそんな想いが詰まっているような気がします。

1 白夜の低空飛行(1'40")
2 不安の予感(2'10")
3 上昇気流(3'20")
4 水の文化、風の文化(2'25")
5 クリスマス・イブ(2'45")
6 地動説(2'05")
7 沈み行く街(2'05")
8 ハリウッドの狂気(1'10")
9 円錐の秘密(3'05")
10 愛に相遇したか(3'10")
11 アドニスから手紙が来た(1'30")
12 水平線(5'35")

http://morimidori.at.webry.info/ 森ミドリさんのブログ
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今日はイースターでもあったのですね。
桜は満開もいいですが、桜の蕾がふくらみ、花が咲き、風に舞い、花が散りつくし、赤い桜しべが降り落ちて青空に葉桜の新緑が眩しくなってゆく移り変わりに風情を感じます。

藝大時代の同級生でもある作曲家の森ミドリさんが、建築家の黒川紀章さんと親しかったそうで2007年に亡くなる前に黒川さんの詩集「アドニスから手紙が来た」に作曲してほしいと頼まれたそうです。その楽譜が今年カワイ出版から発売となり、8日に記念演奏会が開かれるということで、私がその歌曲を歌うことになりました。
とても心に残る詩と緑のそよ風を感じさせるようなすてきな曲です。
ジャズのような雰囲気もありつつ、黒川紀章という芸術家のヴィジョンを率直な詩にするとこんな風になるのかと、新鮮な驚きを感じています。
すべての芸術に繋がるような詩=歌。そこには黒川さんが愛した天空へと続く円錐形へと繋がるシンプルな哲学が息づいているのでしょう。
なにか武満徹さんの歌にも似た精神がそこに見えてくるうようでした。
建物を四角い二次元で捉えるのでrなく流線型や円錐を多用することでその多面性を追求した黒川さんの建造物には国立新美術館や愛媛県総合科学博物館などがありますが、
近代建築の機能的であることの追及による精神の不自由から都市や人間を解放したいという試みだったのではないでしょうか。
黒川さんの詩にはそんな想いが詰まっているような気がします。

1 白夜の低空飛行(1'40")
2 不安の予感(2'10")
3 上昇気流(3'20")
4 水の文化、風の文化(2'25")
5 クリスマス・イブ(2'45")
6 地動説(2'05")
7 沈み行く街(2'05")
8 ハリウッドの狂気(1'10")
9 円錐の秘密(3'05")
10 愛に相遇したか(3'10")
11 アドニスから手紙が来た(1'30")
12 水平線(5'35")

http://morimidori.at.webry.info/ 森ミドリさんのブログ
